2019年にオープンし予約困難な 鮨 むらやま
銀座駅から徒歩5分ほどにある【鮨 むらやま】。
ミシュラン三つ星の『よしたけ』出身の村山大将が2019年にオープンし、既に予約困難店となっています。
さらにミシュランガイド東京2021で一つ星を獲得しました。
おまかせコース、まずはつまみから
鮨 むらやまはおまかせコース(24,000円 税サ別)のみ。
村山大将の日本料理の経験を生かしたつまみと握りがいただけます。
聖護院蕪と毛蟹
一品目は蕪を炊いたもの。
トロンとした蕪と蟹の旨み。ほっこりします。
淡路 真鯛の食べ比べ
真鯛のお腹の身にこのこを添えて。
塩気とコクがたまりません。
こちらは背中。山葵とともに。
蛸のやわらか煮
噛むほどに旨みと甘みが感じられる蛸。
このわた 茶碗蒸し
このわたを使った茶碗蒸し。
とろける茶碗蒸しに、このわたがふわっと香ります。
鰹
身を藁で燻し、皮は炭火で焼いた香りと食感が良い一品。
上に茗荷などの薬味が載っていてアクセントになるのですが、このシャキシャキ感が逆に鰹の皮のサクッと感を分かりづらくさせてしまっているのが悩ましいところ。
白子・栗の天ぷら
お寿司屋さんで天ぷら！さすが日本料理出身の大将です。
白子はトロトロ〜幸せです。
栗はホクホクで甘いです。何個でも食べたい…！
鮑の肝ソース
やわらかな鮑に濃厚まろやかな肝ソースをたっぷりと。
鮑を食べたあとは切りたてのシャリを入れて、更に追いソースをしてもらえます。
シャリの酸味とソースのまろやかさが相まって、幸せすぎます。
甘鯛と海老芋のお椀
揚げた甘鯛にみぞれ椀。
お出汁の香りと油のコク、甘鯛のふんわりした食感がとても良いです。
ノドグロ
脂がのったノドグロ。シンプルな焼きも美味しいです。
香箱蟹
蟹の季節、嬉しいですね〜。
出汁、甘酢、土佐酢を合わせたタレと。これだけで飲めそう。笑
身だけでなく外子、内子も。
握り
いよいよ握り。ガリは角切りタイプです。
スミイカ
肉厚でねっとり。
昆布締め鰆
昆布はほんのり。やわらかでほどけていきます。
赤身漬け
むらやまさんの鮪、全体的にとても美味！レベルが高いです。
漬けは香りが凄く、シャリととても合います。
中トロ
脂の甘さをしっかり感じる中トロ。
このフォルムも独特で、スタイリッシュで曲線が美しいです！惚れ惚れ。
大トロ
怒涛の鮪3連続。
脂が口いっぱいに広がり、溶けます…うまーい！
大将の握り姿も素敵。あと声がとても良い…！
お弟子さんたちの連携も素晴らしいです。
小肌
今まで食べてきた小肌と違う食感。ふわっとしています。味わい深い。
鯖の棒寿司
大将からの手渡しで。
赤貝
赤貝は普通かな。
いくら
大粒でたっぷりのいくら、幸せ！
雲丹
下が馬糞、上が紫というダブル軍艦。
車海老
おぼろ入り。
甘い料理があまり好きでないので、私はおぼろ無しの方が好みかも。(とはいえ美味しい)
穴子
大好きな穴子ですが、臭みが目立ってしまってました。ちょっと残念。
鉄火巻
鮪も美味しいですが、海苔もパリッと香り良いです。
玉子
なめらかで上品な玉子。
お椀
出汁香るお味噌汁で〆。
クオリティの高いつまみと美しい握り。特に鮪が印象的でした！
後半やや気になる握りもありましたが、トータルで満足。
何より大将とお弟子さんの仲の良さを感じられる雰囲気の良さが居心地良かったです。
