THE THOUSAND KYOTO丨京都駅から徒歩2分、37㎡のスーペリアダブル宿泊記@京都・京都駅

目次

京都駅から徒歩2分、京阪のフラッグシップ

京都駅の烏丸口を出て、東へ数分。
「THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド京都)」は、駅から徒歩2分という場所にあります。

THE THOUSAND KYOTOの外観。低層部に木のルーバーが横に長く伸び、その上に植栽が茂っている
低層部を横に貫く木のルーバー。その上に植栽が載っています

見上げると、低層部を横に貫く木のルーバーと、その上に茂る植栽が目に入ります。
駅前の大きな通りに面しているのに、建物の表情が静かです。

サインをよく見ると、「THE THOUSAND KYOTO」と「KYOTO CENTURY HOTEL」が並んでいます。
京都センチュリーホテルとは同じ敷地の隣どうしで、どちらも京阪グループのホテルです。

2019年1月29日に開業した、京阪グループのフラッグシップホテル。
地上9階・地下1階で、客室は3階から9階の222室です。

THE THOUSAND KYOTOのエントランス。石壁にホテルのロゴが刻まれている
石壁に、ロゴだけ。ホテル名すら控えめです

エントランスへの導入は、石を貼った壁にロゴが刻まれているだけ。
シンプルで高級感があります。

竹の中庭と、金色の壁

館内に入ってまず目を引くのが、ガラス越しの中庭です。

THE THOUSAND KYOTOの中庭。ガラス張りの向こうに竹が並び、中央に枝を広げた木が一本立っている
竹に囲まれて、枝を広げた木が一本。水を張った黒い石の上に据えられています

竹に囲まれて、枝を横に広げた木が一本。
京都駅前という立地を忘れる場所が、入ってすぐに用意されていました。

THE THOUSAND KYOTOのロビー。金色の大きな壁の前に黒い石のレセプションカウンター、手前に丸いオットマンが置かれている
金色の壁と、黒い石のカウンター。石ころのようなオットマンが点在しています

そこから進むと、今度は金色の大きな壁が現れます。
その前に黒い石のレセプションカウンター、手前には石ころのような形のオットマン。
静かな中庭からこの壁へ、という順番に少し高揚します。

THE THOUSAND KYOTOの館内階段。暗がりの中に階段が伸び、上部から光が差し込んでいる
館内の階段。暗さと光の落とし方が計算されています

館内の階段も、暗さと光の落とし方が計算されていました。
写真を撮りたくなる場所が、あちこちにあります。

スーペリア・ダブルのお部屋

通されたのは7階の714号室。
スーペリア・ダブルという部屋タイプです。

THE THOUSAND KYOTOの714号室のドア。木の壁に囲まれ、上部から間接照明が落ちている
ドアの前だけ、天井から光が落ちています

廊下からドアまでの、わずかなくぼみ。
そこだけ天井から光が落ちていて、部屋に入る前にひと呼吸置かせる作りになっていました。

THE THOUSAND KYOTOスーペリア・ダブルの客室全景。幅の広いベッドと窓際のソファ、丸テーブルが並ぶ
37㎡。ベッド、ソファ、丸テーブルが余裕を持って収まっています

広さは37㎡。
ベッドのほかに、窓際にソファと丸テーブルが置かれていて、それでも窮屈になりません。

家具の背が全体に低く抑えられていて、視線が水平に抜けます。
窓には簾(すだれ)のような横型のブラインド、壁の照明は行灯のような形。
公式サイトは客室を「茶室のような引き算された和」と説明していますが、たしかにその方向でまとまっていました。

ベッド

THE THOUSAND KYOTOスーペリア・ダブルのベッド。幅2mのベッドに枕2つとクッションが2つ並ぶ
ベッドは幅2m。ダブルというより、ゆったりしたキングに近い感覚です

ベッドは1台で、サイズはW2,000×L2,030mm。
幅が2mあるので、ダブルという名前から想像するよりずっと広く感じます。
2人で寝ても、真ん中にかなり余裕がありました。

木の低いフレームにマットレスが載っていて、ベッド自体の高さも控えめ。
これも視線を低く保つ設計の一部だと思います。

THE THOUSAND KYOTOの客室のベッドサイド。電話とコントロールパネルが木の棚に置かれている
ベッドサイドは必要なものだけ。棚も低く作られています
THE THOUSAND KYOTOの客室のタブレット。時刻14時07分が表示されている
照明やカーテンはタブレットから操作できます

照明やカーテンの操作は、枕元のタブレットから。
館内の案内もここに入っているので、紙の冊子を探す必要がありませんでした。

テレビまわり

THE THOUSAND KYOTOの客室のテレビ壁。縦格子の壁が横に長く伸び、下部に間接照明が入っている
縦格子の壁が横に長く伸びて、その下に光の線が一本

テレビの左右は、木の縦格子。
その下を、光の線が一本まっすぐ通っています。
壁いっぱいに続くこの一本のおかげで、部屋が実際より横に広く見えました。

眺望

正直に書くと、眺望は期待するところではありません。
窓の外は隣接する建物で、抜けはありませんでした。

このホテルは京都駅前の市街地に建っているので、京都らしい景色を窓から眺めたい方には向きません。
そのぶん室内の設えに手がかかっている、という理解でよいと思います。

水まわり

バス・トイレ・洗面がそれぞれ独立していました。

バスルーム

THE THOUSAND KYOTOスーペリア・ダブルのバスルーム。石のタイル張りで、洗い場と浴槽が分かれている
洗い場付き。浴槽と洗い場がきちんと分かれています

石を貼った洗い場付きのバスルーム。
体を洗ってから湯船に浸かる、という日本式の入り方ができます。

ユニットバスではないので、床も壁も硬質な質感でした。
浴槽はやや浅めですが、足を伸ばせる長さはあります。

洗面

THE THOUSAND KYOTOスーペリア・ダブルの洗面台。石のカウンターに四角い置き型のボウルが載っている
石のカウンターに四角いボウル。鏡の脇に光の線が入っています

洗面はバスルームの外に独立していて、石のカウンターに四角い置き型のボウル。
鏡の脇に縦の光が入っていて、顔がきれいに見えます。

カウンターの下は扉のない棚で、タオルが畳んで置かれていました。
使う分だけ取り出せるので、迷いません。

トイレ

THE THOUSAND KYOTOスーペリア・ダブルのトイレ。独立した個室で、壁付けのリモコンがある
トイレも独立。2人で泊まるときはこの独立が効きます

トイレも独立した個室。
バス・洗面・トイレが分かれているので、2人で泊まっても動線がぶつかりません。

アメニティ

THE THOUSAND KYOTOのアメニティ。石のニッチにホテルオリジナルのシャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュ、ボディローションが並ぶ
ホテルオリジナル。石のニッチに4本並んでいます

シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュ、ボディローション。
すべてホテルオリジナルで、黒いボトルにロゴが入っています。
石のニッチに並べて置かれていて、この見せ方も丁寧でした。

THE THOUSAND KYOTOのアメニティ一式。櫛、カミソリ、歯ブラシなどが黒いトレーに並ぶ
櫛やカミソリも黒でそろえられています

小物類も黒でそろえられていて、洗面まわりの印象が乱れません。

クローゼットとルームウェア

THE THOUSAND KYOTOの客室のクローゼット。白いバスローブがかかり、ハンガーが並ぶ
バスローブが1着。クローゼットも木で統一されています
THE THOUSAND KYOTOの引き出しに畳まれた紺色のルームウェア
ルームウェアは紺色のセパレート。浴衣ではありません

バスローブとは別に、引き出しに紺色のルームウェアが入っていました。
浴衣ではなくセパレートタイプなので、そのまま眠りやすいです。

THE THOUSAND KYOTOの引き出しに丸めて収められたタオル類
引き出しの中も整えられています

ミニバーとお茶まわり

ここがこの部屋でいちばん楽しかったところです。

THE THOUSAND KYOTOの客室のコーヒーマシン。illyのイリーカプセルマシンと、黒い急須、湯呑、茶筒が並ぶ
illyのカプセルマシンと、日本茶のセットが並んでいます

コーヒーはillyのカプセルマシン(FRANCIS FRANCIS のイリーエスプレッソ)。
その隣に、黒い急須と湯呑、茶筒が並んでいます。
コーヒーと日本茶が同じ格で置かれているのが、京都のホテルらしいと思いました。

THE THOUSAND KYOTOの客室の引き出し。カトラリーや食器、ティーバッグが整然と並ぶ
引き出しを開けると、食器とカトラリーがきれいに区切られて収まっています

引き出しを開けると、小皿やカトラリーが区切られて収まっていました。
このあたりの収まりのよさは、見ていて気持ちがいいです。

THE THOUSAND KYOTOの客室のミニバーの引き出し。赤ワインのボトルとミニボトルのお酒が並ぶ
引き出しの中に赤ワインとミニボトル
THE THOUSAND KYOTOの客室の冷蔵庫。コーラやお茶、ビールなどが並んでいる
冷蔵庫の中身。ひととおりそろっています

ミニバーは引き出しに赤ワインとミニボトルのお酒、冷蔵庫にソフトドリンクとビール。

THE THOUSAND KYOTOの客室のガラス棚。ワイングラスが逆さに吊るされている
ワイングラスが吊るされた棚。この一角だけ少しバーのようです

そして、ワイングラスが吊るされた黒い枠の棚。
この一角だけ少しバーのようで、部屋の中の表情が変わります。

ホテル情報

ホテル名 THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド京都)
住所 京都府京都市下京区東塩小路町570
アクセス JR「京都駅」から徒歩2分
開業 2019年1月29日
客室数 222室(3〜9階)
泊まった部屋 スーペリア・ダブル 37㎡(7階)
ベッド W2,000×L2,030mm × 1台/定員1〜2名
チェックイン 15:00
チェックアウト 12:00
レストラン 日本料理 KIZAHASHI/イタリア料理 SCALAE/カフェ&バー TEA AND BAR
運営 京阪ホテルズ&リゾーツ

泊まる前に知っておきたいこと

いずれも公式サイトの情報と、実際に泊まって確認したことです。

  • 窓からの眺望は期待しないほうがよい。市街地に建っているため、部屋によっては隣の建物が正面に来ます。京都らしい景色を望むなら、別のエリアのホテルのほうが向いています
  • チェックアウトが12:00。朝をゆっくり過ごせます。京都は朝の観光が快適なので、荷物を置いたまま出て戻る使い方もできます
  • 駅から徒歩2分という立地は、荷物が多い旅や、電車での移動が多い日程に効きます。バスが混みやすい京都では、駅近であること自体が大きな利点です
  • 京都センチュリーホテルが隣。同じ京阪グループですが別のホテルなので、予約時に取り違えないよう注意してください

宿泊料金の目安

一休.comの表示で、素泊まり2名・税込33,965円から(2026年8月時点)。
同じページに「ポイント15%分利用で39,950円〜」との併記もありました。
時期による差が大きいホテルなので、日程が決まっているなら早めに見ておくのが安全です。

空室と料金をチェック

一休.comで見る 楽天トラベルで見る

泊まってみて

京都駅から徒歩2分という便利さと、館内の静けさが両立しているホテルでした。

中庭の竹、金色の壁、暗い階段。
移動するたびに景色が変わるので、館内を歩くだけで少し楽しくなります。

客室は、装飾を足すのではなく引いていく方向。
家具を低く抑え、光を線で入れて、余白を残す。
派手な部屋ではありませんが、滞在中ずっと居心地がよい部屋でした。

眺望が望めない点だけは正直に書いておきます。
そのうえで、京都駅を起点に動く旅なら、この立地と部屋の作りは十分に選ぶ理由になると思います。

 

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この記事を書いた人

センスのいい店と、美味しい時間。東京・神奈川・静岡を中心に、1,000軒以上を訪ね歩いています。掲載しているお店は、すべて自分が訪問し、撮影したものです。おいしかったものは、おいしかったと。好みと違ったものは、そう書きます。

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