【日本料理FUJI】ほっこりした雰囲気と地物を使った絶妙な料理たち@静岡

【日本料理FUJI】ほっこりした雰囲気と地物を使った絶妙な料理たち@静岡

若き大将が作る丁寧な日本料理がいただける 日本料理FUJI

静岡駅北口から徒歩5分ほどのところにある【日本料理FUJI】。
サスエ前田魚店の魚を使用しており、丁寧な料理がいただけるということで人気のお店です。

作る料理を考えてから使う食材を仕入れるのではなく、 その日に獲れた最高の魚や野菜を仕入れたところで作る料理を決める。
元々地産地消の概念があったわけではなく、美味しい・感動するものを作りたいと考えるうちに自然と地元の食材が中心になった、とのことです。

カウンター7席、個室4席、個室6席の計17席。
今回はカウンターの利用です。

おしぼりにもロゴが。

おまかせコース

営業はランチ、ディナーともにコースで
ランチは8,000 円(税別) or おまかせコース、ディナーは10,000 円(税別) or おまかせコースとなります。

生ビールで乾杯です。

南瓜の葛焼き

食感はもっちもち。
南瓜の甘みもあり、一品目から「このお店好き!」と思わせてくれました。

鮑と枝豆の飯蒸し

由比の鮑を使用し、枝豆と飯蒸しに。
もち米と肝を合わせた飯蒸しはコクがあり美味しいです。

鰹の引き立て一番出汁

藤岡 雅貴大将が目の前で鰹節を削ってくれます。
削る音と香りがたまりません!

削ったばかりの鰹節を使った一番出汁を、まずはそのまま。幸せです。

メバルとじゃがいも饅頭のお椀

お出汁はさすがの美味しさ。
じゃがいも饅頭は白玉粉を使っていて、やわらかでもちもちの食感です。

梭子魚のお造り

御前崎の定置網で揚がったカマスを塩と山葵で。
皮目は炙られており、ほんのり温かいです。噛むほどに脂と甘みが広がります。

黒ムツ、とろろ昆布

黒ムツは炭を皮に押し付けて。いい音〜。

上にとろろ昆布を乗せていきます。

花穂紫蘇も合わせて見た目にも美しい一品。
とろろ昆布のおかげで、黒ムツの脂をスッキリさせてくれます。

甘鯛の松笠焼き

1kgくらいの甘鯛を使っているそう。

油をかけながら焼いており、鱗はパリッパリ。

これに甘鯛のアラで取ったお出汁を合わせることにより、お出汁で蒸したような火の通り方になります。
お出汁はお酒の香りがして、酒蒸しのような味わいです。

無花果の胡麻白和え

吏子さんが丁寧に煎った胡麻を白和えにします。

胡麻の豊かな香りにびっくり!こんなに胡麻で感動したことはありません。
無花果の甘さが弱くて胡麻に負けている感じはしましたが、素晴らしかったです。

天然鼈の唐揚げ、玉取茸

鼈は大井川の天然もの。玉取茸は藤枝の椎茸です。

プリッとジューシーな鼈。カリッとしつつも鼈のお出汁で上品です。
玉取茸は香りが強いです。

静岡和牛シンシン、茄子の揚げ浸し

お魚だけでなく、やわらかで美味しいお肉もいただけるのが嬉しいです。

渡り蟹、たたきオクラ

お肉料理の後にサッパリと酸味のある箸休め。

鰹節ご飯

ツヤツヤのお米は藤枝のきぬむすめ。

炊きたてのお米に削りたての鰹節…もう幸せでしかないです!
ぬか漬けは吏子さん特製。とっても美味しい。

お味噌汁はアオサがたっぷり。

鮪の漬けご飯

鮪の旨みが濃く、ご飯との相性はもちろん最高です。

天城軍鶏とトマトの冷やしラーメン

このラーメン、絶品でした!

鶏の旨みがしっかりと感じられ、トマトの酸味でサッパリと。
もっと食べたくなる美味しさです。

蕨餅

蕨餅もその場で練ってくれます。

出来たてはやわらかく、とても上品な蕨餅です。

まとめ

シンプルながら素材の良さを引き出した料理たちはどれも美味しく素晴らしかったです。
お店の方たちは皆さん仲が良いんだろうな、と感じるチームワークで、ほっこりした雰囲気がとても好きです。
残念ながらまだ再訪できていない…けど早くまた行きたい、好きなお店です!

店舗情報

日本料理FUJI

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