小倉のレジェンド!神の握りをいただく 天寿し


小倉駅近くにある鮨の有名店、というか伝説のような【天寿し】。
ありがたいことにお昼の貸切会に参加させていただきました。

食べログゴールドの盾がいくつも…ピカピカです。

大将の天野 功氏は専門学校卒業後に東京の寿司店に入り、それから小倉に戻り先代のもとで研鑽を積みました。
2018年7月には、北九州の魅力を発信する北九州市観光大使になっています。
写真左は息子さん。
おまかせコース

おまかせコースは38,500円(税込)。
飲み物のメニューは無く、お茶のみとなります。


つい摘んでしまう胡瓜とガリをお供に。
鮪トロ 醤油

岩手の鮪を出汁を効かせた醤油で。
鮪の旨みと出汁の香りがふんわりとしており、とても美味しいです。
鮪トロ 塩

お次は塩。
脂の乗りが先程よりしっかりとしており、とろける甘みがたまりません。
烏賊

近海の烏賊は飾り包丁を入れており、美しい一貫。
雲丹、飛子、木の芽、胡麻をあしらい、塩とかぼすを絞っています。
淡白な烏賊に甘みや香りをプラスし、工夫が溢れています。
車海老

半茹ででレアと茹での良いとこ取り。
ぷりぷりシャキシャキとした食感です。
〆鯖

少し炙った〆鯖に、羅臼昆布と茗荷を盛ってから塩とかぼすを絞って葱を。
鯖はしっかりめに〆られており、炙った香ばしさと薬味のアクセントが良いです。
お椀

途中でお吸い物が出てきました。
帆立

煮詰めで。
しっかり甘い帆立に、更に煮詰めの甘さとコクをプラス。
アラえんがわ

もちっコリッとしたアラのえんがわは塩、出汁醤油、かぼすで。

後半の握りも楽しみ、わくわくします。
太刀魚

炭火でしっかりめに炙り、ふっくらと香ばしい太刀魚は梅肉と葱で。
鮪漬け

一番印象的だった、鮪の漬け。
出汁がしっかりと効いたとろとろの食感です。いつまでも余韻を楽しんでいたいです。
春子鯛

香りが良く、噛むほどに甘みが出てくる春子鯛。
海老の頭焼き

香ばしく焼かれた海老の頭は、味噌の旨みもしっかりと味わえます。
サザエ

サザエは炭火で炙り、オクラを乗せて塩とかぼすで。
コリコリと食感が良く、オクラのシャキシャキ感ともよく合います。
鯛

コリッとした鯛の上には、裏ごしした鯛の肝と葱でまったりまろやかに。
お味噌汁

鰆ハラミ

神経締めした鰆のハラミはやわらかで旨みが濃いです。
河豚白子

ふっくらと焼かれた河豚の白子は熱々。
とってもクリーミーで濃厚、咀嚼を進めるとまるで白子のリゾットのようになります。
根室 塩水雲丹


弾けるような甘さのある塩水雲丹を軍艦で。

軍艦の後、雲丹だけもいただきました。
穴子ツメ

半貫サイズで。ふっくら濃厚な旨みの穴子に、コクのある煮詰めと穴子。
穴子 塩、梅ダレ

こちらは塩と梅肉でサッパリと。
ねぎトロ巻き



ねぎトロ巻きは息子さんが巻いてくれました。
なめらかでふわふわやわらかなトロ、美味しかったです。
玉子

メロン

お寿司屋さんで珍しい、最後にフルーツ。
とっても美味しいメロンで嬉しい!
天寿し まとめ
神様のような天野大将が織り成す握りの数々。幸せでした。
鮪、雲丹、帆立以外は九州で獲れたものを使用しているとのことです。
かぼすを「こんなに!?」というくらい絞るので、東京では味わえない鮨でした。
なかなか機会がありませんが、また味わいたいです!