【室町 和久傳】遊び心溢れる日本料理の老舗@京都・烏丸御池

【室町 和久傳】遊び心溢れる日本料理の老舗@京都・烏丸御池

京都といえば有名な和久傳グループの 室町 和久傳

1870年創業の日本料理店、和久傳。
烏丸御池駅近くにある店舗が【室町 和久傳】です。

店内に通されると、多角形でぐるっと囲むような変わった形のカウンターが。
※食後に撮影したので人が少ないですが、満席でお客さんで賑わっていました。

おまかせコース

夜のおまかせコースは22,000円27,500円(税込)の2つ。
季節の食材を用いた料理に加え、高級食材を用いた料理も楽しめる27,500円のコースにしました。
昼は11,000円のコースもあるようです。

この日使用する長野県産の松茸を見せていただきました。

まずはお茶から。

冷たい茶碗蒸し

一品目は冷たい茶碗蒸しに、細かくカットした野菜たちとお酢のゼリー。

なめらかで酸味が爽やか。
いくらのプチプチとした食感と甘みも良いです。

栗の飯蒸し

栗の飯蒸しとばちこ、上には甘栗ペーストを揚げたもの。
餅米のもちもちとした食感とほくほくの栗と甘さ、ばちこの塩気がたまりません。

松茸と赤魚鯛の土瓶蒸し

松茸がたっぷり入った土瓶蒸し。赤魚鯛と冬瓜、三つ葉も入っています。
お出汁は香り高く、松茸と合わさってそれはもう幸せ。
酢橘を絞っても美味しいです。

つぶ貝、鯛、雲丹のお造り

お造りはつぶ貝、鯛の昆布締め、雲丹と彩りよく。
醤油か煎り酒でいただきます。

牛肉味噌漬け 無花果醤油焼き

この日一番印象に残ったお皿。
醤油焼きにした無花果に、味噌漬けの生の牛肉を巻いています。
生ハムメロン的な甘じょっぱさの組み合わせで、びっくりするほど美味しい!

ひとつそのまま食べた後は、クレープ生地で巻いて大葉味噌で。北京ダックのような味わい。
和久傳らしい遊び心があり、素晴らしかったです。

丹波牛フィレ

丹波牛のフィレはミディアムレアに焼いて、柚子胡椒と大根おろしでサッパリと。

全粒粉うどん 鏑餡

つるんと食感の良い全粒粉うどんに、トロッとした鏑餡のほんのりとした甘さ。

蟹味噌 炭火焼き

蟹味噌がたっぷり入った甲羅を炭火で焼き、さらに蟹の身を投入!

濃厚な蟹味噌と身の旨みが、、至福です!
さらに胡麻豆腐と焼き茄子も入っていて、トロリとした味わいも楽しめます。

成相焼(松茸鱧)

たっぷりの松茸を鱧で巻き炭火で長時間焼くことで、香りの良い松茸が旨味を吸い込み、味を相乗させる料理。
鱧はふっくらと香ばしく、松茸はシャキシャキと食感と香りが素晴らしいです。
お出汁で焚いた梅と梅のソースも甘酸っぱくてよく合います。
写真で伝わらないくらい、かなりボリューミィです!

お食事

ご飯は土鍋で。
和久傳では料理につかった蟹殻をまいた肥沃な田んぼで、全店で一年間につかうお米を自分たちで育てているそうです。

かなりお腹いっぱいだったのでご飯は少なめにしてもらいましたが、甘さのある美味しいお米でした。

鯖寿司

食事は選べるので、私は鯖寿司を。
昆布の香りと身の締まった鯖です。

牛の卵とじ丼

こちらは一口いただきました。
牛肉自体が美味しく、甘くない味付けなのでスルッと食べられそうな丼。

お味噌汁やお漬物も。

マスカットと柚子のシャーベット

お口直しにピッタリの、マスカットと爽やかな柚子シャーベット。

栗蒸し羊羹

もっちりとした食感としっかりとした甘さ、小豆を感じる栗蒸し羊羹。

お抹茶

ほろ苦いお抹茶もいただきました。

室町和久傳 まとめ

食べて楽しい、アイデア豊かな日本料理。
食材の組み合わせも面白く、しっかり美味しかったです。
接客も丁寧で、大変良い時間を過ごすことができました。
他の店舗にも行ってみたいと思いました!

店舗情報

室町 和久傳

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