ミシュラン二つ星の鮨の名店 日本橋蛎殻町 すぎた
日本橋蛎殻町。予約が取れない人気の江戸前鮨【日本橋蛎殻町 すぎた】。
ミシュランガイド東京2022では二つ星を獲得しています。
大将の杉田孝明氏は、130年続く老舗「都寿司」で修行後に独立。
2015年、妻の実家が経営していたレストランの場所に【日本橋蛎殻町すぎた】をオープンしました。
所作のひとつひとつが本当に美しく、惚れ惚れとしてしまいます。
おまかせのコースはつまみから
おまかせコースは33,000円 (税込・サ別)。
つまみからスタートします。
銀杏
塩気の効いたほくほくの銀杏。
長井 カワハギ
艷やかなカワハギは、フレッシュな肝醤油とともに。至福です。
気仙沼 鰹
吸い付くような身を噛むと、味の濃い血合いの美味しさ。福井の地辛子でピリッと。
白子
柚子を振って。
白子は冷たい出汁で仕立てており、ツルッとなめらかな心地よい食感。
鯖の海苔巻き
すぎたさんといえば鯖の海苔巻き。
〆た鯖をあさつきとガリ、大葉と共に海苔で巻きます。爽やかに脂が溶けていき、絶妙。
仙鳳趾 牡蠣
ポン酢で。
とろんとクリーミーさが口いっぱいに広がります。
あん肝
日本酒「陽乃鳥」がついた飲兵衛にはたまらないセット。
あん肝は甘く煮付けられていて、日本酒とぴったりです。
筋子の味噌漬け
ねっとり濃厚な筋子。これもお酒が進んでしまいます…。
梭子魚の幽庵焼き
甘さと醤油感のあるタレと、梭子魚の脂がとてもよく合います。
帆立の磯辺焼き
追加で。大きな貝柱を磯辺焼きに。
シャクシャクとした繊維が甘く楽しいです。
美しく絶品の握りたち
ここから握りが始まります。
小鰭
肉厚でバランスの良い〆具合。いつまでも咀嚼していたいほど旨みが引き出されています。
墨烏賊
コリコリとした食感。
咀嚼をしていくとねっとりと甘みが出てきます。
鯛
すぎたさんの握りは驚くほどに香りが良いです。
ぷりんとした身質とシャリの酸味が良く合います。
鰆
やわらかでホロッと崩れていくような、脂ののった鰆。
春子鯛 昆布締め
昆布締めにし香りの良い春子鯛。締まった身が素晴らしいです。
赤身 漬け
程よく漬けられており、赤身の旨みが濃厚です。
中トロ
咀嚼するととろけていく、サラッとした脂。たまりません。
秋刀魚
臭みは一切なく、香りと食感、なめらかさが秀逸です。
車海老
ぷりんと弾くような食感。幸せの車海老です!
馬糞雲丹
雲丹で「美味しい」と思うとなぜか負けた気がするのですが、、甘くとろけていく雲丹は本当に絶品。ひゃー幸せ。
浅利のお椀
浅利のクリアな味わいのお椀。
そろそろコースも終わりか…と悲しくなります。
穴子
塩かツメを選べるので、ツメで。
ふわっとした穴子は、口に入れるとスッと溶けていきます。
玉子
ふわふわしっとり、なめらかな舌触りです。
日本橋蛎殻町すぎた まとめ
何度伺っても感動するつまみと握り。
杉田大将の気さくな感じと物腰の柔らかさ、そして雰囲気の良さも素晴らしいです。
今回も最高の時間を過ごすことができました。
予約方法
カウンター席:毎月月初に翌月分を受付(電話のみ)4ヶ月先まで受付。
個室:一週間前の9時~15時の間に電話で受け付ける。