【麻布 祥】400g超え!但馬玄尽くしの贅沢個室焼肉@麻布十番

【麻布 祥】400g超え!但馬玄尽くしの贅沢個室焼肉@麻布十番

ブランド牛 但馬玄(たじまぐろ)を堪能し尽くす貴重な個室焼肉店 麻布 祥

麻布十番駅から徒歩3分ほどのところにある【麻布 祥】。
ブランド牛「但馬玄(たじまぐろ)」の様々な部位を堪能できるお店です。

店内は3つの完全個室のみで、人目を気にせず食事をすることができます。
今回は窓際のお部屋 VIPルーム。ガラス張りになっており、麻布の夜景が一望できます。
お部屋に入った瞬間テンションが上がります!

但馬玄(たじまぐろ)とは

日本農業遺産にも認定された、兵庫県・上田畜産の高級ブランド牛。
但馬牛の中でも上田畜産で育てられたもののみが「但馬玄」と呼ばれます。
月に10頭程しか出荷されないため、大変貴重。

自然の中で育てた健康的で上質な脂と赤身の深い風味は、まるでマグロのようであることから、その名が付けられました。
一般的な黒毛和牛の脂が約25度から溶け出すのに対し「但馬玄」はなんと12.4度から溶け出します。驚くべき融点の低さ。

但馬玄 焼肉コース

「但馬玄(たじまぐろ)」を存分に楽しめるコースは44,000円 (税込)。サービス料は10%。
なんとお肉は400gオーバー使っているそうです。
最近は但馬玄を扱うお店もちょこちょこ見かけるようになりましたが、コースのほぼ全てに但馬玄を使うお店はとても珍しいのではないでしょうか。

ドリンクはハイボールをいただきました。
ウイスキーの種類はいろいろあって、選ぶのが楽しい。

はじめまして 麻布祥です

お店を理解していただくための一品目ということでこの名前。
炙った海苔の上に大葉、ご飯、ユッケと伊勢海老を載せて手巻き寿司に。
まず海苔の軽やかなパリパリ感に心躍り、続いて伊勢海老のプリプリ感、但馬玄の綺麗な味で至福の組み合わせを体感。

但馬の旨味コムタンスープ

但馬玄の牛骨と但馬鶏の鶏ガラのWスープのためか、コクがあるのにスッキリ。
やわらかな但馬玄テールも入っています。
九谷焼の器がとっても可愛い。

北海道からの贈り物

日高産のがごめ昆布をたっぷり和えたユッケに、紫雲丹、いくら、山芋と卵黄を添えたもの。
卵も但馬で採れるものだそう。
がごめ昆布の強い旨味としっかりめの味付けで、白米が欲しくなる美味しさです。

但馬玄ロース 発極のブレザオラ ~月齢34ヶ月〜

餅米の上に0.15mmの薄さのリブロースを使ったブレザオラ(生ハム)が重なっています。
口の中に入れると脂がスッと溶けます。咀嚼すると脂の甘みと餅米の香りが混ざり、絶品…!

キムチ

自家製のキムチは白菜と淡路の玉葱。
魚粉の感じが強く食べやすいキムチでした。

黒毛和牛タンとハラミ 〜白・黄・緑〜

ここで本日使用する食材紹介を。
但馬玄に松葉蟹、柳田蓮根、天恵菇(椎茸)と豪華食材が盛られており、圧巻!

タンとハラミ。
フルアテンドなので、担当の方がお肉を全て焼いてくださいます。

タン元

このコースで唯一でしょうか、但馬玄ではなく黒毛和牛のタン。
厚切りで、しっかりめに焼いています。シンプルにフルールドセル(塩)で。
香ばしさと良い弾力が楽しめます。

タン先

タン先にはチミチュリソースに葱を加えたものを添えて。
チミチュリはアルゼンチン発祥のソースで、一般的にはパセリや玉葱を入れワインビネガーの酸味をきかせたソース。
ピリ辛で変化球な美味しさです。

ハラミ

ハラミは柚子と自家製塩レモンで爽やかに。ややしっかりめな肉質。

但馬玄厳選部位 塩 ~月齢42ヶ月〜

左がトウガラシ、右がシンシン。

トウガラシ

シンシン

繊維がきめ細やかでなめらか。どちらかといえばシンシンが好み。

但馬玄厳選ホルモン ~月齢36ヶ月~

レバー

レバーはサッと焼いており、臭みが無くプルンとしています。美味しいなぁ。

ミノ

ミノはとってもジューシーでやわらか。
脂がしつこくないからいくらでも食べられそうです。

松葉蟹の酢の物

松葉蟹、柳田蓮根、天恵菇(椎茸)に土佐酢ジュレを敷いています。
蟹はもちろん、お野菜もこだわっているらしく美味しい。
蓮根の甘みとシャクシャクとした食感が良いです。

贅沢てりたまバーガー

某ファーストフード店をリスペクトした一品だそう。にしても但馬玄のパテとは贅沢すぎるバーガーです。笑
甘い照り焼きのタレにたっぷりのマヨネーズでジャンキーな味わい。ボリュームもたっぷり。

但馬玄厳選部位 タレ ~月齢42ヶ月~

七〇八米 極 KIWAMI(なおやまい きわみ)というお米の土鍋ごはんとともに。
調べてみたら5kg 12,500円でした…!

ミスジ

まずはミスジ。やわらかで舌触りが良く、甘くとろけていきます。
タレがとても美味しくて上品。ご飯に合いまくり。

リブカブリ

2枚焼いてくださるのですが、食感の違いを出すためにあえて巻き方を変えています。
右側の方がもっちりとした食感で、提供の仕方ひとつでこんなに変わるのだと感激しました。

お口直し N25と煎り酒を添えて

クリをサッと炙り、N25キャビアと煎り酒で。
お口直しにまでお肉!なのですが、想像していたよりずっとサッパリ。
キャビアの円やかな塩気も良いです。

但馬玄厚切りステーキ ~月齢42ヶ月~

こちらはキッチンでじっくり焼いたものを提供してくれます。

サーロイン

サーロインは口溶けの良さを味わうために大きめカット。
厚みがあっても歯で噛み切れるやわらかさ。
本当に脂がサラッとしていて、終盤でももたれることがありません。

うちもも

うちももは3時間コンフィしてから、淡路産の玉葱と日本酒を使ったシャリアピンソースで。
コンフィのせいか独特の香りがして、サーロインとの違いを楽しめました。

但馬玄のサーロインと松葉蟹の土鍋 ~月齢42ヶ月~

蓋を開けると、蟹の甲羅がドーンと入っています。びっくり!

松葉蟹とシャキシャキの蓮根がたっぷり入った土鍋ごはん。ご飯より具の方が多いのでは…。
蟹の風味が豊かで上品。贅沢です。

お味噌汁やお漬物とともに。

季節のモンブラン

徳島「さくらももいちご」を使ったモンブラン。中には春らしく蕗の薹のアイスと苺ジュレ。
甘さ控えめで、蕗の薹の香りと苺がぴったり合います。

麻布 祥 まとめ

但馬玄をこんなに食べたのは初めて。貴重な食体験でした。
担当してくれた方は但馬玄や食材についての知識が深くトークも楽しくて、あっという間の2時間半。
お土産にご飯とビーフシチュー、もつ煮もいただき、至れり尽くせり。
また伺いたいお店です。

店舗情報

麻布 祥

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