日本料理FUJI丨静岡の恵みを味わう、優しい日本料理@静岡

日本料理FUJI丨静岡の恵みを味わう、優しい日本料理@静岡

若き大将が作る日本料理がいただける予約困難店 日本料理FUJI

静岡駅北口から徒歩5分ほどのところにある【日本料理FUJI】。
静岡は海と山に囲まれ、四季折々の食材が豊富に揃う土地。
日本料理FUJIでは、その中でも特に質の高いものを厳選して使用しています。

魚は「サスエ前田魚店」の前田尚毅氏が目利きした最高品質のものを仕入れ、出汁には焼津の一本釣りカツオの本枯節を使用しています。特に、昔ながらの手火山造りで燻したものだけを選ぶこだわりが光ります。

また、野菜も店主自ら生産者のもとへ足を運び、信頼のおける農家から直接仕入れています。
藤枝市のブランド椎茸「玉取茸」や、濃厚な風味が特徴の胡麻、静岡市産のあさはた蓮根など、どれも個性豊かな食材ばかり。

料理人・藤岡雅貴

静岡市出身の藤岡雅貴氏は、もともとインテリアデザインを学んでいましたが、大学時代に料理の道を志し、日本料理の世界へ進みました。京都の名店で伝統的な技術を学び、東京や静岡の名店で研鑽を積んだ後、2014年に「日本料理FUJI」を開業しました。

開業当初から食材へのこだわりを大切にし、2019年頃からは静岡産の食材に特化した日本料理を展開しています。
伝統的な技法を生かしながらも、静岡ならではの魅力を最大限に引き出す独自のスタイルが特徴です。

作る料理を考えてから使う食材を仕入れるのではなく、 その日に獲れた最高の魚や野菜を仕入れたところで作る料理を決める。
元々地産地消の概念があったわけではなく、美味しい・感動するものを作りたいと考えるうちに自然と地元の食材が中心になった、とのことです。

カウンター7席、個室4席、個室6席の計17席。
今回はカウンターの利用です。

おまかせコース

おまかせコースは19,800円 (税込)+サービス料10%。

枝豆豆腐

上に醤油麹を載せて。
むっちりとした食感と、濃厚な枝豆の香りのするお豆腐がたまりません。

新銀杏の飯蒸し

蒸したもち米、銀杏、素揚げした海苔。
銀杏チップスはむっちりとした食感と香ばしさが楽しいです。

えぼ鯛とモロヘイヤのお浸し

上に梅肉、玉葱、茗荷。
高温の油をかけて、中華のように香りを出しています。手前の山葵を付けていただきます。

豆鯵の唐揚げ

少し大きめサイズの豆鯵ですがとても軽く揚がっており、油の香りもクリア。
サクサクッと心地よい食感です。

梭子魚とじゃがいも饅頭のお椀

引き立ての、丁寧な一番出汁の香り。
しっとりとした梭子魚と、やわらかでもっちりとしたじゃがいも饅頭が幸せです。

お造り

焼津小川港の定置網で揚がった活き〆のキメジマグロ。
お塩かお醤油でいただきます。

無花果とシャインマスカットの白和え

炒りたての胡麻の香りとともに。
フルーツの甘みに白和えのコク、そして鮮明な胡麻の香りが素晴らしいです。

太刀魚の木の芽焼きと万願寺唐辛子

焼津小川港の定置網、活き〆の太刀魚。
ふっくらしっとりと焼かれた太刀魚に木の芽の香り。
万願寺唐辛子はほろ苦さと甘みが良いです。

冷たい茄子の煮浸し

おろし生姜の香りと、ふんわりとした削りたての鰹節。
シンプルながら贅沢な箸休めです。

金目鯛の蒸し物

活き〆の金目鯛を低温で蒸し煮に。椎茸を添えて。
下の甘いタレを絡めながらいただくと、上品な煮付けのような味わいに。
シルキーできめ細やかな金目鯛です。

白米

ここから楽しみな〆のご飯。白米+3種類です。
炊きたての一番香りが立っている状態で、まずはそのままいただきます。

お漬物とお味噌汁も。

鯵の漬けご飯

ぷりんと艷やかな鯵。
すし酢をご飯にかけているため、酸味でさっぱりといただけます。

ジンドウイカと玉蜀黍のご飯

火の入りすぎない、プリプリとした食感のジンドウイカと弾けるコーンの甘み。

鼈の雑炊

鼈の旨みとコラーゲン感をしっかりと感じる雑炊。

出来立てわらび餅

目の前で練って仕上げてくれるわらび餅は、やわやわで喉越しが良いです。
出来立てならではの香りと美味しさです。

日本料理FUJI まとめ

シンプルながら静岡の素材の良さを引き出した料理たちはやさしい味。
地元の食材に対する深い愛情と、日本料理への確かな技術が合わさることで、ここでしか味わえない料理を感じられます。
なかなか予約が取れませんが、静岡の恵みを存分に味わいたい方に、ぜひ訪れていただきたい一軒です。

予約方法

OMAKASEから予約可能。
https://omakase.in/ja/r/oy187443

店舗情報

日本料理FUJI

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