神泉の隠れ家イタリアンならココ!ess.(エス)の魅力
2024年11月、神泉の路地裏にひっそりと誕生したイタリアンレストラン「ess.(エス)」。
手がけるのは、恵比寿「Lemon」出身の北野敏庸シェフと、「イル テアトリーノ ダ サローネ」でともに腕を振るった山口智也シェフ。
コンクリート打ちっぱなしのビル外階段を降りると、思いがけない開放感ある地下空間が出現します。
「ここにあるの?」とちょっと不安になるくらい看板が小さいので少し迷いました。
隠れ家感たっぷりのアプローチです。
デートにもぴったり、柔軟に使い分けられる席
店内は広々としたカウンター席と、プライベート感のあるテーブル席で構成されており、用途に応じて柔軟に使い分けが可能。
8名まで利用できる個室も完備されているため、会食や接待などビジネスシーンにもおすすめです。
今回はカウンター席を利用しました。オープンキッチンで楽しいです。
アラカルトorおまかせコースが選択可能
メニューはアラカルトと13,000円のおまかせコース(前菜〜メインまで)があり、元々アラカルトで予約していたのですが、どれも魅力的すぎて決めきれず…その場でコースに変更をお願いしました。
臨機応変に対応してくださるのでありがたかったです。
グリーンオリーブのトマトマリネ
本鮪突先のタルタル
パーネカラサウというサルデーニャ州の薄焼きパンをタルト型に揚げたものに、酸味の効いた本鮪のタルタルをのせて。
長崎県産マハタと八朔のカルパッチョ
脂がしっかりとのったマハタを3日間ほどかけて熟成。プリッとした鮮度感を残しつつ、旨みをじっくりと引き出しています。
ぷりぷりと歯応えの良いマハタと八朔の酸っぱさが良く合います。
旬の文旦とカラマンシービネガーで爽やかな酸味と果実の香りを添え、下には蕪ピューレを敷いて。ハーブやマイクロリーフの繊細な香りを楽しめます。
フランス産ホワイトアスパラのフライ
瑞々しく甘いホワイトアスパラのフライに合わせるのは、目玉焼きのソース。
目玉焼きとオリーブオイルを合わせたタルタルで、茹で卵より香ばしさを感じられる面白いソースです。オリーブオイルの香りもしっかり。
Kaluga Queenオシェトラキャビアの冷製パスタ
コースのパスタはトマトと帆立のパスタですが、+2,000円でキャビアのパスタに変更可能ということでお願いしました。
パスタはフェデリーニ使用。
浅利出汁が絡んだパスタに、甘い富山県産白エビとたっぷりのオシェトラキャビアの塩気。たまらない組み合わせです。
ボロネーゼ
赤ワインやポルチーニを使用し、燻製をかけたパルミジャーノレッジャーノでコクと香りのあるボロネーゼ。
パスタは手打ちのキタッラ(、イタリア中部アブルッツオ地方の郷土手打ちパスタで、断面が四角いのが特徴)。
他にもさまざまなパスタが用意されています。気になる。
牛ヒレ
メインは牛ヒレに、エシャロットの香りをつけたソース。
ギュッとした肉の旨味が味わえます。
ミルクアイスクリーム
デザートや食後の飲み物はコースに含まれておらず、追加オーダーするシステムです。
連れと「デザート要る?コーヒー飲む?」みたいなやり取りが面倒なので、できれば込みだと精神的に楽かと思いました。
ミルクアイスクリームはバリエーションがありますが、一番シンプルなオリーブオイルをかけたものにしました。
ミルキーさと塩気、オリーブオイルのフレッシュな香りが美味しい。
ess.(エス)まとめ
店内はお客さんでいっぱいながら、少し前に予約できたので気軽に伺えるのが嬉しいです。
コース自体はそこまでボリュームたっぷりな感じではないので、追加したりするとそこそこの金額になりそう。
どれを食べても間違いなさそうなので、今度はアラカルトで色々なものをいただいてみたいです。
予約方法
Tablecheckより予約可能。
https://www.tablecheck.com/ja/ess-restaurant/reserve/