- 1. 2023年6月にオープンした実力派イタリアン Italian Kitagawa
- 2. 昼・夜ともに同じお任せコース
- 2.1. 生湯葉とミモレットチーズ 蕎麦の実と山葵
- 2.2. キタアカリのスープと鮑 胡瓜とミントの香り
- 2.3. アオリイカとオクラのクロスティーニ 唐墨がけ
- 2.4. 本マグロの藁焼きとおかひじき 初夏の香り
- 2.5. 雲丹と青海苔の冷製パスタ ライムの香り
- 2.6. 鰻の白焼きと玉蜀黍のフリット 実山椒のソースとデュカ
- 2.7. トマトのコンソメ
- 2.8. 鮎とグリーンアスパラの手打ちパスタ 酢橘の香り
- 2.9. 黒毛和牛フィレ肉の炭火焼き 原木椎茸とヤングコーン
- 2.10. 佐藤錦とジュレ レモンバーベナーの香り
- 2.11. みしまマンゴーとココナッツ風味のパンナコッタ
- 2.12. 小菓子
- 2.13. カフェ
- 3. Italian Kitagawa(イタリアン キタガワ) まとめ
- 4. 予約方法
- 5. 店舗情報
2023年6月にオープンした実力派イタリアン Italian Kitagawa
2023年6月14日にオープンしたイタリアンレストラン【Italian Kitagawa(イタリアン キタガワ)】。
伊豆や三島など、信頼出来る生産者の農産物を使用したお料理を提供しています。
場所は伊豆箱根鉄道 伊豆長岡駅から西へ徒歩10分。
駐車場は6台完備なので、ドライブがてら訪問することもできます。
シェフは北川 恵以氏。
高校卒業後、イタリアンの巨匠である日髙良実氏が率いる「リストランテ アクアパッツァ」で修行。
その後イタリアに渡り、ミラノ、パルマ、シエナの星付きレストランで約4年間の経験を積みました。
帰国後、静岡県駿東郡長泉町 クレマチスの丘にある「リストランテ プリマヴェーラ」や「ピッツェリア&トラットリア チャオチャオ」で料理長を務めました。
広々と明るく清潔感のある店内で、ゆったりと過ごすことができます。
シェフがワンオペで営業されていますが、細かいところまで手入れが行き届いている印象でした。
昼・夜ともに同じお任せコース
お任せコースはランチ・ディナーともに16,500円(税込)。
12:00 / 18:30の一斉スタートとなります。今回は金・土・日のみのランチに伺いました。
伊豆長岡駅から10分ほど歩いてきたので、ご褒美(?)にスパークリングワイン。
生湯葉とミモレットチーズ 蕎麦の実と山葵
修善寺の生湯葉にフランスのミモレットチーズのコク。添えられた山葵で爽やかです。
蕎麦の実のカリカリ感と香ばしさがアクセント。
キタアカリのスープと鮑 胡瓜とミントの香り
まず鮑のやわらかさと程よい弾力に驚き。さっと炭で炙っているそう。
キタアカリ(じゃがいも)のスープはサッパリとまろやか。
胡瓜の青っぽさとミントの清涼感、オリーブオイルの香りがとても良いです。
アオリイカとオクラのクロスティーニ 唐墨がけ
イタリア語で「小さいトースト」を意味するクロスティーニ。
沼津で獲れた障泥烏賊とオクラをタルタルのようにしています。
ねっとりとした障泥烏賊とオクラを、唐墨の塩気が纏めます。
本マグロの藁焼きとおかひじき 初夏の香り
目の前のキッチンで藁焼きにした本鮪の中トロに、夏の野菜を合わせます。塩はシチリアのものだそう。
本鮪はしっかりと脂がのっており、シャキシャキ新鮮なお野菜とのバランスが良いです。
下に敷かれたおかひじきの食感が楽しい。
パンも2種類提供されました。美味しい♪
雲丹と青海苔の冷製パスタ ライムの香り
浜名湖の青海苔とライム香る、爽やかな冷製パスタ。
上には礼文島の馬糞雲丹。甘みがしっかりとあり綺麗な味で、パスタ全体にまろやかさをプラスしてくれます。
魚介系に合わせて白ワインをお願いしました。オリヴィエ ルフレーヴ CHABLIS LES DEUX RIVES(シャブリ レ ドゥ リヴ)。
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鰻の白焼きと玉蜀黍のフリット 実山椒のソースとデュカ
炭火で焼いた鰻は程よく脱水され、むちっとした食感。実山椒のソースは香りが良く、ルッコラの苦味ともよく合います。
イタリアンでこういう食べ方も美味しいのだな、と新しい発見でした。
添えられた朝採れ玉蜀黍のフリットは、弾けるような食感と甘みで幸せな気分に。
トマトのコンソメ
一人当たりトマト2個分のエキスを一晩かけて濾していくそう。
澄んだ旨味と酸味にオリーブオイルの香りが鼻に抜けます。
鮎とグリーンアスパラの手打ちパスタ 酢橘の香り
卵を練り込んだもちもちの手打ちパスタに、酸味穏やかなトマトソース。
そこに鮎の旨みとグリーンアスパラの瑞々しさが加わります。途中で酢橘を絞ると軽やかに。
黒毛和牛フィレ肉の炭火焼き 原木椎茸とヤングコーン
熊本のフィレ肉を香り良い炭火焼きで。塩と山葵でさっぱりいただきます。
とてもやわらかで、サシはしっかりですが全くしつこくありません。
お肉の甘みをギュッと噛み締める幸せ。
お肉に合わせて赤ワインを。
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佐藤錦とジュレ レモンバーベナーの香り
白ワイン・赤ワインで作ったジュレの中に佐藤錦(さくらんぼ)をしのばせています。
お肉の後にお口をさっぱりとさせてくれます。
みしまマンゴーとココナッツ風味のパンナコッタ
初物だという三島のマンゴーにココナッツ風味のパンナコッタ。
パッションフルーツで酸味のアクセントを。
小菓子
ショコラ風味のマカロンとビスコッティ。
カフェ
食後の飲み物はハーブティーをいただきました。
Italian Kitagawa(イタリアン キタガワ) まとめ
ひとつひとつの食材の質の高さにまず驚き。
さらに調理のセンスが素晴らしく、16,500円というお値段以上の食体験でした。
お料理に使われている野菜がどれも力強く美味しく、改めて静岡の素材力の凄さを思い知りました。
伊豆長岡まで足を延ばす価値のあるお店です。
また季節を変えて伺いたいと思います。
予約方法
トレタから予約可能。
https://yoyaku.toreta.in/italian-kitagawa/#/