- 1. ひっそりと隠れ家的なフレンチ、レフェルヴェソンス
- 2. ルネサンス「再興」
- 2.1. 歳時記~ 白子、蓮根、黒大根/蜂蜜と柚子
- 2.2. アップルパイのように #41〜 猪、里芋、黒トリュフ
- 2.3. 敬愛するアルチザン~ 時季のお野菜たち
- 2.4. ブリコラージュのパン
- 2.5. 世界を逆から眺めてみたら〜 アオリイカの刺身とそのイカスミのクリスプ、カリフラワー、熟鮓の「飯」とライム
- 2.6. 定点〜 蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ
- 2.7. 冬、枯葉、雪〜 甘鯛のロティと菊芋のクリスプ、春菊、骨の出汁のアラクレームと山椒オイル
- 2.8. 継がれる味~ ちいさな茶碗蒸し、初摘み海苔、鮑、フェンネル
- 2.9. 海の神 山の神〜 京都・七谷鴨のロティ、縮みほうれん草、帆立と焦がし葱のピュレ、骨のジュ・内臓のソース
- 2.10. 黄昏〜 酒粕、銀杏、洋梨
- 2.11. 太陽と水の味~ はっさくとフレッシュチーズのダックワーズ、無農薬蜂蜜、オレンジとディル
- 2.12. 小菓子とお薄、World Peace
- 3. まとめ
- 4. 店舗情報
ひっそりと隠れ家的なフレンチ、レフェルヴェソンス
最寄りは表参道駅、住所は西麻布の静かな住宅街にある「L’Effervescence(レフェルヴェソンス)」。
席数が多いので予約は取りやすいですが、ミシュラン2つ星の素晴らしいフレンチ店です。
ずっと行ってみたかったお店で、この日をめちゃめちゃ楽しみにしていました。
ルネサンス「再興」
ルネサンス「再興」という名のコースをいただきました。なんだかカッコいい。
暗く落ち着いた雰囲気の店内ですが、テーブルはしっかり明るくて写真が撮りやすいのが嬉しいです。
まずは食前酒。
にごり酒をブレンドしたもので、これから出てくる料理を楽しみにさせてくれる美味しさ。
シャンパンも美味。
レフェルヴェソンスで出してくれるお水は、栗林酒造店「春霞 栗林の仕込水」という非売品のお水。
まろやかでとっても美味しいお水です。
歳時記~ 白子、蓮根、黒大根/蜂蜜と柚子
歳時記=俳句の季題を分類して、解説を加え、例句を載せた書物。季寄せ。
季節のものを使った一品目ということですかね。
オリーブオイルに泡に隠れていたのはミルキーな白子。
横には液体窒素で凍らせた蜂蜜と柚子の、さっぱりとしたシャーベット。
アップルパイのように #41〜 猪、里芋、黒トリュフ
とても楽しみにしていた料理のひとつ!アップルパイ。
#41というのはバージョンのことで、通うごとに違う味が食べられそうです。
某ファーストフード店のアップルパイのようなビジュアルです。
食べ方も、箱から出して熱々をそのままガブリ。
猪の旨みと山芋のねっとり感に、トリュフの強い香り。幸せすぎる!
フレンチってなかなか熱いものを食べないイメージですが、これは熱々だからこそ美味しい料理です。
他のバージョンも食べてみたい…。
敬愛するアルチザン~ 時季のお野菜たち
Artisan アルチザン=職人の意。
ここでは野菜の生産者さんたちのこと。
野菜の種類と生産者の名前・生産地のリストをいただいたのですが、なんと40種類もの野菜が使われています。
一口ひとくちが全て違うお野菜。
それぞれ素材に合った調理法をしています。これは凄い…。
こんな素晴らしいサラダは初めてです!野菜の味が濃くて美味しい。
ブリコラージュのパン
六本木にあるbricolage bread and co.のパンを使用しているそう。
酸味を感じるふんわりしたパンに、自家製のサワークリームと絹ごし豆腐のスプレッドをつけて。
こんなに美味しいと、パンを買いに行きたくなりますね…。
世界を逆から眺めてみたら〜 アオリイカの刺身とそのイカスミのクリスプ、カリフラワー、熟鮓の「飯」とライム
コンセプトも見た目も面白い一品。
ねっとりと甘いアオリイカの刺身に、サクサクのイカスミクリスプ。
ライムの酸味がしっかりと出ていて、なんとも絶妙なバランスです。
なんだろうこのクセになりそうな美味しさ。
白ワインも進んでしまいます。
定点〜 蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ
レフェルヴェソンスのスペシャリテ。
この蕪が本当に凄い。
驚くことに4時間ものあいだ火を入れた、みずみずしい蕪。
いつもより蕪の甘みが弱いそうなのですが、それを感じさせない甘みとジューシーさ。
素材の良さをここまで引き出せるとは…驚きです。
ワインはソムリエさんにおまかせ。
冬、枯葉、雪〜 甘鯛のロティと菊芋のクリスプ、春菊、骨の出汁のアラクレームと山椒オイル
お次は魚料理。
菊芋のクリスプがまるで花のようで美しいです。
しっとりやわらかな甘鯛とクリーミーなスープ。
出汁の深みと食感の違いが面白いです。
継がれる味~ ちいさな茶碗蒸し、初摘み海苔、鮑、フェンネル
濃厚ゆえ、この小さなサイズが程よい茶碗蒸し。
薄くスライスされた鮑と生海苔の香りがとても良いです。
茶碗蒸しは驚きのなめらかさ。
海の神 山の神〜 京都・七谷鴨のロティ、縮みほうれん草、帆立と焦がし葱のピュレ、骨のジュ・内臓のソース
山の幸と海の幸が融合した一皿。
胸肉と股肉の部位が楽しめます。
力強い鴨肉に負けないレバーの濃厚ソース。ピュレをつけて味の変化も面白いです。
鴨にはやっぱり強い赤。いいですね。
黄昏〜 酒粕、銀杏、洋梨
酒粕のアイスに銀杏、洋梨のコンポート。
酒粕はあまり得意でないのですが、爽やかで美味!
銀杏も香りや食感の良さが残りつつ、しっかりデザートの一部になっています。
コース終盤のシャンパン。
太陽と水の味~ はっさくとフレッシュチーズのダックワーズ、無農薬蜂蜜、オレンジとディル
このデザートが秀逸。
ダックワーズってそんなに好きではないお菓子なのですが、これはタルトのような役割をしていて軽い食感。
はっさくの酸味とチーズの爽やかな甘み。バランス良すぎです。
デザートでここまで感動するとは思いませんでした。
小菓子とお薄、World Peace
これも楽しみにしていた、ミニャルディーズ。
おしゃれで可愛い小菓子。
ひとつひとつ食べるのが楽しいです。
ピーナッツミルクに焼酎を合わせた、香りの良いコクのあるドリンク。
最後はなんと目の前で抹茶を点ててくれます。嬉しい演出。
甘くなったお口をさっぱりとさせてくれます。
更にお土産用の焼き菓子もいただきました。ありがたいですね。
まとめ
料理にストーリー性があり、提供のタイミングや接客も完璧。
だいぶ期待して訪問したのですが、その期待を上回る素敵なひとときでした!