【日本橋蛎殻町 すぎた】美しい所作と卓越した鮨で感動が止まらない名店@水天宮前

【日本橋蛎殻町 すぎた】美しい所作と卓越した鮨で感動が止まらない名店@水天宮前

ミシュラン一つ星、情熱大陸にも出た予約が取れない鮨の名店 日本橋蛎殻町 すぎた

日本橋蛎殻町。予約が取れない人気の江戸前鮨【日本橋蛎殻町 すぎた】。
ミシュランガイド東京2020では一つ星を獲得。
以前情熱大陸にも出たことがあり、普段テレビを見ない私も食い入るように見ました。

偶然にも予約を取ることができ、お昼に訪問。
こんなに楽しみにしていた日はありません!!!

美しい所作で惚れ惚れする大将の杉田孝明さん

カウンター席に座ると、ずっとお目にかかりたかった杉田さんが。
ちょっと緊張していた私ですが、物腰柔らかで一見さんにも優しいので、緊張がほぐれました。

おまかせのコースはつまみから

おまかせコースは28,000円(税サ別)。
つまみ、握り共に追加ができます。

海老芋の絹担ぎ

ほっくりねっとりとした海老芋に唐墨と胡麻を。

帆立、カワハギ

帆立は写真で伝わらないのですが、びっくりする大きさ!
こんなに大きな帆立を口いっぱい頬張れるのは幸せです。

カワハギは肝醤油で。
甘みのある身とクリーミーな肝がたまりません。

長崎 鰹

長崎壱岐産の迷い鰹を塩で〆てから軽くヅケに。艷やかです。
臭みは一切なく、口当たりが本当になめらかというか繊細です。

仙鳳趾 牡蠣

北海道の仙鳳趾産の牡蠣。
こんなにミルキーで甘く、クリアな味わいの牡蠣は初めて。びっくりです。

白子

真っ白な美しい白子。とろんとろんです。ああ、幸せすぎる…。

おつまみセット あん肝、すじこ

最高のおつまみセット。

日本酒が欲しくなる!という組み合わせですが、なんと貴醸酒の陽乃鳥がついてきます。

濃厚なあん肝を食べた後に日本酒をいただくと、もう最高です。

味噌漬けにして食感がしっかりトロッとした筋子。たまらん…っ!

太刀魚の塩焼き

ぷっくり、ふんわりとした身。素晴らしいです。

追加:鯖の海苔巻き

すぎたさんに来たら絶対食べたかったのが鯖。

〆た鯖をあさつきとガリ、大葉と共に海苔で巻きます。
脂がのって旨みが凝縮された鯖と海苔の香り、本当に最高です。食べられて良かった…!

握り

つまみだけでもう感動しっぱなしですが、いよいよ握りへ。

日本酒も進みます。
みむろ杉 Dio Abita ディオアビータが美味しくて印象的でした。

杉田さんの握りは所作がとても美しいです。
こんなに美しく握る人は他にいるんだろうか…と思うほど。見惚れてしまいます。

小肌

すぎたさんといえば小肌。
旨みと香りが鼻に抜け、その後塩気がシャリと混ざり合います。

鯛ってあまり印象に残りにくいのですが、こんなに存在感のある鯛に驚き。

細魚

つるんとしていて、ぱつんと歯切れのよい細魚。ああ美味しい…。

燻した香りと、しっかりと脂の乗った鰆。

春子鯛 昆布締め

昆布で〆られた春子鯛は甘くふんわり昆布の香りがします。

赤身 漬け

艷やかで美しいフォルム。
シャリとのバランスと、後からくる酸味が良いです。

中トロ

香りと脂の甘さに驚きます。
咀嚼するとじんわりと溶けていき、ずっと噛んでいたいけど無くなってしまう儚さ…。

これが鰯なの?私の知ってる鰯じゃない…ってくらい美味しい。
臭みがなく全てが旨み。これもまた咀嚼するととろけていきます…。

車海老

大好きな車海老ですが、車海老が出されると「もう終盤なのね…」とこんなに悲しくなるのは初めてです。
もっと味わっていたい、この時間が続いてほしいと思ってしまいます。

程よいサイズでプリッと感と甘さがとても良いです。

金目鯛

皮目を炙った金目鯛。
香ばしさと身の甘みが最高です。

馬糞雲丹

北海道浜中の蝦夷馬糞雲丹。
たっぷりと握られていて、甘みが口いっぱいに広がります。

穴子

塩かツメが選べるので、悩みまくってツメで。
やわらかくほんのり甘い穴子。

お椀

スッキリとした浅利のお椀です。

玉子

なめらかな舌触りの丁寧につくられた玉子。
ああ、これを食べたら終わりなのね…と思いつつも、最後まで本当に美味しい。

だいぶ期待をして伺ったのですが、それを遥かに越える素晴らしいつまみと握り。
雰囲気も良く、杉田さんの人柄のおかげでリラックスして過ごすことができました。
こんなに終始感動したお店は初めてです。
また必ず伺いたいです。(お誘いお待ちしております。笑)

予約方法

カウンター席:毎月月初に翌月分を受付(電話のみ)4ヶ月先まで受付。
個室:一週間前の9時~15時の間に電話で受け付ける。

店舗情報

日本橋蛎殻町 すぎた

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