ミシュラン二つ星、予約困難な日本料理 晴山(せいざん)
三田にある日本料理の名店【晴山(せいざん)】。
席数は26席とやや多めですが、予約がなかなか取れないことで有名です。
大将の山本晴彦氏は「たか田八祥」で修行を積み、2011年にオープン。
ビルの地下に降りると、素敵な中庭が。
右手にはカウンターがありますが、今回はテーブル席で。和を基調としながらもモダンな雰囲気です。
センスが光るおまかせコース
おまかせコースは30,250円(税・サービス料込)。
グラスのシャンパンは1,500円と良心的なお値段に感じました。
毛蟹とキャビア、蓴菜
毛蟹とキャビアの旨みを蓴菜で夏らしく。
牡丹鱧のお椀
牡丹=葛粉や片栗粉をまぶしてから、熱湯にくぐらせたもの。
鱧は淡路島産。鉋冬瓜と茗荷、柚子の花を添えて。
お出汁がとても上品です。
私は飲んでいないのですが、日本ワインがありました!
お造り
車海老、鳥貝、真子鰈、障泥烏賊のお造り。丁寧で美しいです。
車海老は少し湯通ししていてプリッと感が味わえます。
塩、醤油、葱ポン酢でいただきます。
鮑のおうどん
夏の晴山さんといえば鮑のおうどん!
やわらかな鮑と肝ソース、雲丹の贅沢な組み合わせです。
うどんのツルッと感と肝ソースのコクがよく合います。
時不知の幽庵焼き、白玉蜀黍、卵黄味噌漬け
身がしっかりと濃いトキシラズ。
白玉蜀黍は天ぷらにしており、プチッと甘さが弾けます。
和牛と水茄子
美しいピンク色の和牛はとてもやわらか。
水茄子はジューシーでみずみずしいです。
鰻とひろうす
香ばしく焼かれた鰻はひろうす(がんもどき)といただきます。
お出汁の餡が上品です。
しらす、梅肉、紫蘇ご飯
〆のご飯はしらすをたっぷり使ったご飯!
残ったらお土産で持ち帰ることができます。
お味噌汁、お漬物、ほうじ茶とともに。
梅と紫蘇がさわやかでアッサリしているので、いっぱい食べられそう!
持ち帰りのご飯は冷めても美味しかったです。
クラウンメロン、さくらんぼ
デザートは静岡のクラウンメロンにブランデーゼリーを乗せて。これがたまらなく美味しい!
添えられたマスカルポーネソースと一緒にいただくとまろやかな味わいになります。
さくらんぼは山梨の紅秀峰。
まとめ
センスの光る美味しい料理たち。
接客も丁寧で気を利かせていただき、気持ちよく食事ができました。
今度はカウンターでも料理をいただいてみたいです。
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