広尾の人気鮨店 南麻布 鮨よし田
2019年4月にオープンした【南麻布 鮨よし田】。
先日3周年を迎えられたそうです!
大将は大阪・京都「吉兆」、麻布十番「鮓ふじなが」を経て、米カリフォルニア・ナパのワイナリー「ケンゾーエステイト」オーナーのハウスシェフを担当したという経歴の吉田安孝氏。
店内は日本の伝統芸・能の舞台をイメージしており、とても高級感があり非日常を味わえる空間です。
握りが提供されるお皿は東海道五十三次でしょうか、人によって地名が違います。
私はほぼ地元の沼津でした、嬉しい♪
おまかせコース
おまかせコースは38,500円 (税込サ別)。
握りとつまみが交互に出てきます。
まずはシャンパンのアンリジロー エスプリ・ナチュールで乾杯です!
握り:白海老キャビア
一発目から出てきてびっくりの、大きなキャビア缶!
小ぶりの白海老の握りにこれでもか!とキャビアを乗せていきます。
とろっと甘い白海老に、たっぷりのキャビア!たまらん!
キャビアはこの日開けたてで、角があると仰ってました。
握り:青森大間 鮪 カマ下
170.6kgの個体。
美しく細かく包丁が入れられていて、やわらかな食感でとろけていきます。
よし田さんのシャリはとても小さく、対してネタがとても大きいのでとっても贅沢!
青森 平目、余市 あん肝醤油
活け〆にした平目には、コクたっぷりのあん肝を合わせて。
上品な白身の旨みとあん肝の濃厚さは幸せ。
握り:対馬 昆布締め喉黒
小さなシャリにドーンと乗った熱々の喉黒!
皮は香ばしく、脂はしっかりとのっていますが、昆布締めのおかげかスッキリとしていてバランスが良いです。
素晴らしい一貫でした。
握り:ニタリ鯨 尾の身
薫香が広がり、咀嚼すると脂が溶けるような質感。
初めての食感と味わいです。びっくり。
虎河豚白子、青鮫フカヒレ
鼈の出汁の餡とともに。贅沢すぎる組み合わせです。
トロットロでフカヒレはシャクッとした食感。旨みたっぷりです。
握り:北海道 馬糞雲丹
北方領土で獲れた馬糞雲丹を箱のまま四角くカットして乗せちゃう豪快さ。
ネコバスじゃなくてハトバスだそう。笑
雲丹の甘さが口いっぱいに広がります!
響12年に漬けた鱈白子
つるんトロンとした白子に、響の香りと甘み。
花穂紫蘇や柚子の香りで爽やかさも。
ついお酒が欲しくなる一品です。
ということで生詰 吟撰 十四代を。
この十四代、とっても美味しくてお気に入り!
握り:黄金がに
黄金がには数千匹に1匹の割合で水揚げされる「幻の蟹」と言われ、体の色は黄色に近いオレンジ色(=黄金)だそう。
コロンとしたフォルム。
まろやかで甘みが感じられます。美味しい!
握り:海老
ねっとりとした食感と甘さが素晴らしい生の海老。鰹節と昆布を効かせて。
この日は小さめと仰っていましたが、十分な大きさでした。
握り:寒鰤大トロ
臭みを無くすために血合いなどを取っているという手間の掛かった一貫。
純粋に鰤の旨みや脂のコクを楽しむことができます。
いくらと唐墨の小丼
去年仕込んだ唐墨と、いくらの贅沢な組み合わせのキラキラした小丼。
神がかった美味しさでした!
握り:穴子
ホロッとふんわりした穴子。煮詰めが上品です。
握り:鮪赤身
美しいフォルムの赤身。やわらかでなめらかです。
愛知三河 鰻の山椒焼き
ジューシーで山椒の効いた鰻。
小鰭
美しい小鰭。
〆すぎず、プリッとしたレア感が味わえるのには驚きました。絶品!
お酒が進むので、十四代 本丸 秘伝玉返し。
徳利とお猪口がとっても綺麗で、つい写真を撮ってしまいました!
ねぎトロ手巻き
アイスのようなフォルムの手巻き。
たっぷりと鮪が乗っていて、食べごたえがあります!
シャインマスカット、自家製練乳、白ワインジュレ
デザートまでお洒落。
白ワインの香りが良く、爽やかでサッパリといただけます。
南麻布鮨よし田 まとめ
極小のシャリと大きなネタ。
一見バブリーで映え系な鮨店に見えますが、確かな技術と経験で、しっかりと地に足ついている感じで素晴らしかったです。
オリジナリティ溢れる握りやつまみがいただけるので、「次は何が出てくるのかな!?」と楽しみながら食事ができました。
大将の人柄も面白くて、愛されキャラなのも好きです^^
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店舗情報