鮨とペアリングが最高!ホスピタリティも抜群な 紀尾井町 三谷
“予約が全く取れない店”として知られる四ツ谷「三谷」が手掛ける姉妹店【紀尾井町 三谷】。
高野大将のホスピタリティが素晴らしく、こちらも予約がなかなか取れません。
(四ツ谷もいつか行ってみたい…)
紀尾井テラスの3Fにあります。
カウンターは12席と広々。
ありがたいことに高野大将前のお席で。
一斉スタートではないとのことで奥の席が空いていますが、もちろん満席になりました。
おまかせコース+ペアリング、まずはつまみから
おまかせコースは32,000円(税込)。
ワインと日本酒のペアリングもハーフでお願いしました。
まずはつまみが提供されます。
根室馬糞雲丹、鱈白子のペースト
なめらかで濃厚な白子のペーストに雲丹の甘み。
トロットロです。
紅色のシャンパンのやわらかい酸がスッキリとさせてくれます。
ずわい蟹 雄と雌の食べ比べ
上は香箱蟹。食感と香りが楽しめます。
下は松葉蟹。味噌で和えているので濃厚な旨味が素晴らしいです。
訪問当時かなり蟹が高騰しており、この日から2日後くらいまでしか提供しないと仰っていました。
十四代は透明感が味わえ、雑味がなくとても美味しかったです。
寒鰆と昆布出汁の餡
脂が乗った寒鰆。
温度感のあるレアな仕上がりで、皮は焼いてあり香ばしいです。
ミネラル感のある白がよく合います。
ガリも提供。
長崎 迷い鰹
身はなめらかさがあり、焼き付けているので皮の香ばしさが素晴らしいです。
ワインは赤。鉄分が醤油感や脂と合います。
黒むつと唐墨の揚げ
香ばしさと旨みがしっかりある黒むつはレアな揚げ具合。シャンパンと共に。
やわらかで程よい塩気のある唐墨にはお酒を。
揚げ物はサクッカラッと揚げられており、とても美味しいです。
雲丹ごはんといくら
ご飯に雲丹をたっぷりと混ぜ、その上に皮の柔らかいいくらをON。
甘みとまろやかさがたまりません。
信州亀齢純米大吟醸ヘキサゴンは透明感があり綺麗、やさしい甘さです。
あん肝アイス
とってもまろやかで濃厚なあん肝ペーストはひんやりとアイスで。
添えられた軽い揚げせんべいの油感とサクサクの食感にぴったり。
あん肝の甘さを存分に楽しめます。
あん肝の濃厚さにシャトー・クーテの甘さがピッタリ…最高です。
蛤のスープ
握りに入るので蛤のスープでリセット。
潮の香りが濃いです。
握り
ここから握りへ。
すでにベロベロに酔っ払っていたので、お酒は控えめにお願いしました。
梭子魚 昆布締め
皮は湯引きで食感が楽しめます。
ほんのり昆布の香りがし、梭子魚の旨みが凝縮されています。
墨烏賊
ねっとりとした食感と甘さ。
白身や烏賊に合わせてシャルドネを。
鮪の漬け
三谷さんは鮪の漬けが凄い!と聞いていたので楽しみにしていた一貫。
角がなくまろみのある醤油感と鮪のなめらかさが絶品です。
トロ
しっかりと脂がのったトロ。
咀嚼する度に脂がとろけます。
鮪には赤。
小肌
しっかりと締まりつつも酸味が強すぎない小肌。
白子の焼き寿司
白子とシャリを混ぜて平たくし、香ばしく焼き上げて海苔と共にいただきます。
面白い一品でお酒に合います。
旨味のある酸味が楽しめる田光 純米酒 槽搾り。
穴子
外はサクッ、中はふんわり。
熱々の穴子は脂がジューシーで穴子独特の臭みがなく、とても美味しい!
塩でいただくので穴子の美味しさをしっかりと味わえます。
蛤
煮詰めで。噛むほどに旨みが出てきます。
中落ち巻き、干瓢巻き、玉子
こちらはお持ち帰りにしてもらいました。
干瓢巻きはお揚げに包まれているのが面白いです。
南高梅
南高梅はスッキリとした甘さ。
こういうデザートが出てくるのが嬉しいです。
紀尾井町三谷 まとめ
大将の高野さんは終始ニコニコ、素晴らしいホスピタリティでした。
お酒の知識も豊富で、聞いていてとても楽しかったです。
紀尾井町三谷に来たらペアリングがオススメな理由が分かりました!
また行きたい…けどなかなか行けない、もどかしいお店です。