京都の朝ごはんといえば瓢亭 別館の朝粥
南禅寺近く、京都市動物園のすぐ南側にある【瓢亭 別館】。
南禅寺境内の門番所を兼ね、南禅寺総門外松林茶店(腰掛茶屋)として庵を結び、400年余りの歴史があるそうです。
前日の予約でも伺うことができました。8:00からの営業です。
京都らしい素敵な店構え。
お庭を眺めながらゆったりと食事がいただける
お店の中は箱庭が美しく、それを囲むようにして部屋があります。
向かいのお部屋はたくさんのお客さんがいました。
木のぬくもりを感じる空間。
なかなかゆっくり朝食を食べる機会がないので、嬉しい時間です。
冬季限定の鶉がゆ
3月16日~11月30日は通常の「朝がゆ」ですが、冬季の12月1日〜3月15日は鶉を使った「鶉がゆ」をいただくことができます。
この時は鶉がゆの時期でした。どちらも4,840円(税サ込)となります。
まずは温かいお茶を。
自家製酵素ドリンク
こちらは別オーダー、800円です。
金柑や柚子などが入った爽やかなドリンク。水割りかソーダ割りが選べます。
自家製ジンジャーエール
シナモン、クローブ、カルダモン、鷹の爪入りのジンジャーエールは800円。
名物の玉子が乗ったお皿
お粥の前におばんざいが提供されます。
お稲荷さん、黒豆、丸十などのお皿。
この絶妙な半熟玉子が有名。
やわらかでとても美味しかったです。
瓢箪の方は3段になっています。
煮物系がメイン。
ホロッとした鯛の身ともずくの酢の物。
鯛の子と湯葉、お野菜が入った炊き合せ。
お揚げが入ったお浸し。
白味噌のお椀
京都らしく白味噌のお椀も。やさしい甘みでほっこり。
うずら粥
おばんざいを楽しんでいると、お粥が運ばれてきます。
これで1人前。お漬物も付きます。
細かく叩いた鶉肉と芹のお粥。
もっとやさしい味を想像していましたが、思っていたより出汁が濃く、しっかりと味があります。
とっても美味しい。
瓢亭 別館 まとめ
さまざまなおばんざいと、美味しいうずら粥がいただけて大満足。
何より雰囲気が良く、ゆっくりと時間が流れて心地よかったです。
人気店のため、予約をして行くことをお勧めします。