きう丨オリジナリティ溢れる楽しい紹介制の鮨店@京都・烏丸

きう丨オリジナリティ溢れる楽しい紹介制の鮨店@京都・烏丸

紹介制・貸切営業のみの予約困難店 きう

【すし処ひさ田】の久田 和男氏が京都・四条烏丸で営む完全紹介制の鮨割烹。
鮨店というより、「元鮨屋が手料理を振る舞う店」だそうです。
5-6名の貸し切りの営業のみ、一度は訪問してみたかったお店でした。

建物の2階へ上がると、白と黒を基調としたカウンターのみの空間。

おまかせコース

おまかせのコースは40,000円(税込)。
創意工夫溢れるお料理と握りがいただけます。
この日はノンアルで冷たいお茶をいただいたのですが、追加料金はありませんでした。

明石 蛸

低温調理した蛸に土佐酢ジュレ、コチュジャンソース、生姜の組み合わせ。
なるほど、ただの鮨店ではなく創作料理…これからどんなお料理が出るか想像もつきません。

鱧の変わり揚げ

鱧を柿の種衣で揚げているため、カリッカリの食感。しつこさはなく、軽く揚がっています。
淡路の玉葱とハラペーニョピクルスを添えて。
ハラペーニョの辛みがとても美味しいです。

本鮪トロ漬け炙り

本鮪のトロ漬けを炙り、辛味大根と京都の黒七味でピリッと。
トロはしっかりと脂が乗っているため、辛味大根が良く合います。

モッツァレラチーズの漬け、ホワイトアスパラガス

ひさ田さんを有名にしたシグネチャーとして「吉田牧場さんのモッツアレラチーズの漬け」があります。
そのモッツァレラチーズの漬けとホワイトアスパラガスを使ったお料理。
国産のハード系チーズをたっぷりと掛けて。

煮帆立、焼き茄子

大きな煮帆立にたっぷりの焼き茄子と生姜のソース。
上から胡麻ペーストと一味を煮詰めたソースが掛かっており、甘みと辛みのあるお料理です。

広島 神石牛イチボ

京いんげん、生雲丹に辛子酢味噌ソースで。上にはたっぷりの生雲丹が載っており、贅沢。
お肉がとてもやわらかく、脂はあるのにくどくありません。噛み締めて味わいたくなるお肉。
酢味噌の酸味でさっぱりといただけます。

参鶏湯

高麗人参などが入った参鶏湯に、中には鶏のつみれ。涙豆を載せて。
トロッとして熱々。やさしい味わいです。

浜松 鰻

一度蒸してから炭火で焼いた鰻。
米と醤油の旨味と辛子のピリリとした「あけがらし」を添えて。

ここから握りへ。
きうさんのシャリはバルサミコを使っているそうで、独創的です。

石垣鯛

槍烏賊

鮪赤身

中トロ

喉黒

胡瓜糠漬けの手巻き鮨

きうさんのスペシャリテ。カンボジアの胡椒を効かせてから海苔で巻いて提供されます。
胡瓜はシャキシャキで良い塩梅。
これがとても美味しくて、一番印象的だったかも。笑

牛スジとキノコのラーメン

国産の全粒粉を使用した麺に、牛スジとキノコが入った〆。
上には無農薬のレタスを千切りにしたもの。
麺が独特で、全粒粉の香りと歯応えの良さがあります。スープはあっさりめ。

薩摩芋とピスタチオ最中

焼き蒸しにしたさつまいも、カカオ80%のチョコレートとピスタチオのチーズケーキを挟んで。
最後まで面白い組み合わせのデザートでした。

ハーブティー

ミントなどスッキリ爽やか系のハーブティー。
目の前で淹れてくれるので見ていて楽しいです。

きう まとめ

オリジナリティ溢れるお料理と握り。
食材や調味料の組み合わせが面白く、独自の世界観を味わえるひとときでした。
辛みを効かせたお料理が多かった印象。
好き嫌いは分かれそう、というのが正直なところですが、店主の久田さんはお茶目で、楽しい時間を過ごせました。

予約方法

紹介制のため、一見さんは予約不可。

店舗情報

きう

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