銀座のマキシドピアビル B1Fにある、秋田牛の鉄板焼がいただける「五明 gomei」。
地下へ降りお店に入ると、個室へ通されました。(別途お部屋代が掛かるそうです)
シャンデリアのある高級感あふれる空間です。
鉄板のまわりに6名ほど座れる席。贅沢です。
メニューはこんな感じ。
飲み物は白ワインをグラスでいただきました。
まずはシェフが挨拶してくださり、使用する食材を見せてもらいました。
ボタン海老 大間マグロ 有機サラダ
ボタン海老は子持ち、プリプリです。
ヅケにされた大間のマグロは、とにかくマグロの旨みが強いです。
有機サラダはオレンジの爽やかな香り。
テーブルの脇には、黒トリュフとアルバ産の白トリュフ!
フォアグラソテー 黒イチジク マッシュルーム 白トリュフ
真っ赤なビーツのソースが鮮やかな一皿。
こんがりとソテーされたフォアグラとイチジクの上に、マッシュルームと白トリュフがたっぷり。
香り豊かです。
器にもこだわりがあり、マイセンの器を使用しています。
天然真鯛の鉄板焼き
ぷりぷりで肉厚な真鯛を鉄板でソテー。
どんな仕上がりになるのかと思っていたら、ムール貝やアサリと共にスープ仕立てに!
ガーリックやオリーブとともに、貝の旨みがたっぷり出たスープ。
真鯛の身はやわらかで香ばしさも楽しめ、スープと一緒にいただくともう幸せ。
お口直のグラニテ
青りんごのグラニテです。
器は江戸切子を使用しており、なんとも綺麗。
実はコースの最初から鉄板の端で、低温でじっくり焼かれていた秋田牛のフィレ。
高温で仕上げていきます。
表面はしっかりと焼いていきます。
特選秋田牛 五明焼
断面がなんとも美しい五明焼!
肉汁がしっかり肉に留まっており、艷やかです。
ナイフでカットすると、まるで煮込まれたビーフのようにホロッと繊維が崩れます。
表面はパリッとしっかりとした食感、中はきめ細やかで上品な肉汁。
体験したことのない口の中でのほぐれ方。こんなに美味しいフィレは食べたことがありません!
塩、オレンジ風味の大根おろしなど薬味がありましたが、私は山葵+醤油が好み。
この「十年さいしこみ生搾りイ号醤油」という秋田の醤油がとても良く合いました。
お次は鉄板でさっと焼かれた秋田牛。
特選秋田牛ひと口すき焼
やや甘めのタレで仕上げたすき焼きになりました。
温泉卵が出てくるので…
すき焼きをくぐらせていただくともう幸せ!!
比内地鶏の一番出汁で炊いた秋トリュフの土鍋御飯
黒トリュフがかかった、つややかな土鍋ごはん。
贅沢にもさらにトリュフをスリスリ!
こんなにたくさんかけてもらいました。
とっても香りが良くて、コースの終盤でもどんどん食べられるご飯。
先程の残った温泉卵をかけて、卵かけご飯にすると別次元の美味しさでした…。
嬉しいことに、ご飯をおかわりしてもしっかりトリュフをかけてくださいました。
ちなみにこんな感じで食事ものはセッティングされます。
味噌汁
がっこ
お漬物も秋田のものだそうです。
稲庭うどん
コースのメニュー一覧にはありませんでしたが、稲庭うどんも出してくださいました。
なんとお箸が氷の上に載っており、冷たくいただける配慮がされています。
うどんはつるつるでコシがしっかりあり、もっと食べたいくらいでした。
コースの中に「どらやき」の文字があり、なんだろう?と思ったのですが、こういうことでした…!
綺麗に焼かれるどらやきの生地。
あんこを用意し…
挟めばどらやき!
この鉄板でつくられた出来立てどらやきが、ふわっふわでとても美味しい。本当に美味しい。
どらやきで感動する日が来るとは思いませんでした。
本日のデザート
どらやきの他にもプレートでデザートが出てきます。
チョコレートケーキ、みかんのコンポート。手が込んでいます。
いちじくのアイスは濃い味で甘さもしっかり。
喫茶
アップル、ピーチ、ローズの入ったハーブティーをいただきました。
他に抹茶やコーヒーもありました。
料理だけでなく接客も素晴らしく、グラスや器も素敵なものばかりで目で見ても楽しめます。
お箸も料理ごと変えており、こだわりを感じました。
すべてに感動、特別な日にまた来たいお店です!