説明不要な美味しさ【紀茂登(きもと)】で繊細な日本料理@神楽坂

説明不要な美味しさ【紀茂登(きもと)】で繊細な日本料理@神楽坂

抜群に美味しい日本料理の予約困難店 紀茂登(きもと)

グルメブログ600記事目。
どのお店にしようかなと考えましたが、和食で去年ダントツに美味しかった「紀茂登(きもと)」さんをご紹介。

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元々神戸を代表する和食のお店「紀茂登(きもと)」が東京・神楽坂に移転。
神戸時代はミシュラン2つ星を獲得しています。

予約困難店ゆえ訪問することは難しいと思っていたのですが、ひょんなことから貴重な席を用意していただきました。

店前に到着しインターホンを押すと、暗証番号を伝えられます。

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綺麗なお庭を通ると、重厚感あふれる扉。

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暗証番号を入力すると、扉が開きお弟子さんが迎えてくれます。

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内装は高級感がありつつシンプル。
カウンター8席のみ、一斉スタートとなります。

カウンターテーブルにスマホなど置くのはNG。
写真撮影はOKですが音の出ないスマホのみ可とのことで、久々に無音カメラアプリを使用しました。

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飲み物は日本酒をオーダーすると、グラスで提供されました。

おまかせのコース

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おまかせのコースは50,000円(税込)。

コースが始まる前に見せていただいたのは「間人蟹(たいざがに)」。
ずわい蟹の中でも京都府の丹後半島の間人(たいざ)港に水揚げされた蟹が間人蟹と呼ばれる最高級品です。

香箱蟹のご飯

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一品目から衝撃を受けるほどの美味しさ。
蟹の旨みとぷちぷちの外子、甘さを感じる内子。

生の唐墨を揚げたもの、銀杏

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生のカラスミは初めてでしたが、程よい塩味・甘みを感じるやわらかなカラスミ。
そもそも衣と油が美味しい…。

河豚

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「フグです」と特に説明もなく提供された料理。

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少し炙られた歯ごたえの良い河豚のお造りとポン酢。
河豚ってもっと淡白なイメージだったのですが、これは肉厚で味が濃いです。

蟹のお椀

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蓋を開けると、香り高い昆布の澄んだお出汁に蟹がたっぷり。

鰹のたたき

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サクッと香ばしい皮と旨みの詰まった身が美味しい。

間人蟹の炭火焼き

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先程の間人蟹が炭火で焼かれます。

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熱々の蟹の殻を手際よく剥いてくれます。

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この一本の蟹が、人生で食べてきた蟹のどれよりも美味しかった…!
身は繊細で艷やか、旨みの塊でした。

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生姜入りのお出汁はおいしくて蟹を食べた後に飲み干してしまいました。

間人蟹と蟹味噌

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蟹味噌と身が合体すると、もう幸せすぎ。濃厚です。

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蟹味噌を食べた後はお出汁で。

海老芋

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サクッカリッとした衣の中からねっとりホクホクの海老芋。
1本結構なボリュームですが、まだまだ食べられそうな位好きな味でした。

鴨と九条葱

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こんなにやわらかで美味しい鴨は初めてです!
葱との相性も抜群。

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水と昆布だけ、味をつけずに煮た蕪。
凄くシンプルなのに、昆布の香りが豊かで本当に美味しい。

シャトーブリアン、ご飯

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ご飯と一緒に提供されたのはシャトーブリアン
驚くほどやわらかで甘く、肉汁がしっかりとじこもったお肉。焼き方も素晴らしいです。

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ご飯は2口くらいの量。

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白菜の漬物と塩昆布

雑炊

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やさしくスルスルと入っていく雑炊。

生クリームのアイス、デザートワイン

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食後の飲み物はお茶かワインが選べたので、ワインにしました。
ワインも2種類あり、スッキリと甘めがあったのでスッキリを。(写真は甘めのものです)

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濃厚だけどスッキリとした味わいのアイスです。

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一緒にワインをいただきます。

カステラ

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弾力のある、じゅわっとしたカステラ。

金平糖とお抹茶

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最後は生姜風味の金平糖とお抹茶。

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お茶も可愛くて思わず撮影。

まとめ

料理は淡々と提供され、説明もほぼ無しで「河豚です」「鰹です」みたいな感じ。
今まで料理の説明やパフォーマンスって大事な要素だと思っていたのですが、本当に美味しい料理は説明は不要でした…。
どれも素晴らしく感動しっぱなしでした!

お値段はお酒はほとんど飲まず1人6万弱。
正直高い!ですが、納得の美味しさです。

また機会があれば、違う季節に訪問してみたいです。

紀茂登

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