池袋東口から3〜4分ほど歩いたところにある「鮨 天海」。
ビルの地下1階にあります。
2018年にオープンしたため、明るく綺麗で清潔感のある店内です。
カウンターはもちろん、個室もあるようで何人かで行きやすいですね。
メニューはお任せ握りのみ。
子供がいる場合はアラカルトで出してくれるらしいです。
蜆のお出汁
食前にまずはシジミのお出汁で胃を食事モードに。
京都宇治碾茶 2,000円
普通の緑茶もありますが、大将の勧めで良いお茶をワイングラスで。
香ばしさと渋みを味わえる贅沢なお茶です。
ガリ
トロ(赤酢)
ネタによってシャリを使い分けています。
口の中でほどけて溶けていくようなトロ。一貫目にインパクトがあります。
天然平目 唐墨(白酢)
唐墨の塩気と平目がよく合います。
炙りノドグロ(白酢)
仕上げにトリュフ塩と酢橘をかけるのが面白い。
香ばしさと溶けた脂の感じが良いです。
八寸
ながらみ、味噌漬けクリームチーズ、黄トマトの白ワイン煮、蛸、たらこの山葵漬けを炙ったもの、筍、ヤングコーンとスナップエンドウの辛子酢味噌掛け、もずく酢。
ひと口ずついただけるのが嬉しい。
喜久泉
ここで日本酒を。少し甘みを感じるけれど後味はスッキリ飲みやすいです。
虎河豚(白酢)
食感の良いトラフグ。単体だと淡白なので薬味のアクセントが◯
赤貝
コリコリというよりやや柔らかさを感じます。
菜の花とノレソレ ポン酢
春ですねー!
つるつるとした美味しいノレソレが食べられて嬉しいです!
帆立 磯辺焼き
大きく肉厚な帆立に有明の海苔。
しっかり帆立の旨みを感じられ、七味のピリッと感も良いです。
ズワイ蟹 蟹味噌和え、イクラ醤油漬け
美味しくないわけがない組み合わせ。
旨み甘みが最高です!
鯵、カレイ
胡瓜と茗荷が敷かれたお造り。
鯵は肉厚でプリプリ、美味しい…!
カレイはアッサリ、噛むと旨みがじわじわ出てきます。
焼き蛤
ハマグリも旬ですね。濃いめの味でお酒が進みます。
南
日本酒2種類目。
雲丹の食べ比べ +3,500円
オプションで3種類の雲丹が食べ比べできるとのことで、もちろんお願いしました!
雲丹好きとしてはたまりません。
一番左は塩水ウニ。
可愛い器にシャリとともに載せてくれます。
根室 馬糞雲丹
甘みが強くて一番印象強かったです。
八戸 紫雲丹
雲丹らしさが味わえるムラサキウニ。
根室 塩水馬糞雲丹
塩気を感じる塩水ウニ、好きなんです!
甘くてとろけます。
漬物
牛蒡、べったら漬け
京都舞鶴産 鰆 酒蒸し
身はホロホロとやわらかく、味付けはしっかりめ。
白海老キャビア
贅沢な握り!白海老のねっとりとした食感、キャビアの塩気、美味しい!
トロたく
はみ出そうなほどたっぷりのトロすき身!
沢庵は細かめなので、トロのなめらかな食感を楽しめます。
何個でも食べたくなるくらい幸せの味です。
茶碗蒸し
普通の茶碗蒸しではなく、釜揚げシラス、アスパラに加えて五島ルビーという品種のトマトを使い、チーズをかけ炙った洋風茶碗蒸し!
香ばしさを感じる面白い一品です。
途中で立派な鮪のサクを見せていただきました。
お椀
海苔と三つ葉の香るお味噌汁です。
そろそろコースも終盤。
一気に3種類出ます。
玉子
芝海老を使ったしゅんわりプルプルな玉子。
上品で、だいぶ好みな味と食感です!
鮪ヅケ
透明感のある美しいヅケ。
ねっとりとした食感、うまい。
いぶりがっこクリームチーズ
この組み合わせ、美味しいですよね〜大好きです。
穴子
甘さより少ししょっぱさが勝つサラッとしたツメ。
これでコースの握り・つまみは終了。
「追加で握りますか?」と聞かれたので、干瓢巻を同行者がオーダー。
干瓢巻
食後、大将が出してきたのはなんとメロン!
鮨屋でメロンを切り始める、不思議な光景…(*´ω`*)
実はこれ、予約時にお願いしていたメロンケーキ!
2日ほど前までにオーダーすれば用意してくれるそうです。
よくインスタで見てて、食べてみたかった今流行りのケーキ。
ふわふわのスポンジの間には甘さ控えめのクリームとたっぷりのフルーツ。
お腹いっぱいのはずなのに、ペロッと食べてしまいました。
クレームブリュレ
コースのデザートもちゃんと出てきます。
パリッパリの香ばしい表面とトロッとした食感。
デザートまでしっかり美味しくて満足です!
広々と落ち着いた店内、物腰柔らかで気さくな大将、細かなところまで気遣いが届く接客。
池袋ということを忘れてしまうお寿司屋さんです。