美しい所作と握り。感激のひととき「鮨さいとう」@六本木一丁目

美しい所作と握り。感激のひととき「鮨さいとう」@六本木一丁目

世界中からフーディーが訪れる 鮨さいとう

鮨さいとう
グルメな方なら必ず知っているお店ではないでしょうか。

元ミシュラン3つ星ですが、予約が取れなさすぎて会員制になったことで返上。
食べログの点数は4.74(投稿時)という驚異的な数字です。

「私なんかが行けるはずもない…」と思っていたのですが、幸運なことに会員の方にお誘いいただき初訪問が叶いました!

間近で見る、齋藤さんの所作の美しさ

ありがたいことに大将の齋藤さん近くの席でテンションが上がります。
コロナ対策のシートで斉藤さんの顔がボケてしまうのがやや残念ですが。笑

握りは中盤からになりますが、とにかく所作が美しいです。
握りも包丁さばきもずっと見ていられます。

まずは摘みからスタート

雲丹食べ比べ

スタートから嬉しい雲丹。

手前は北海道の馬糞雲丹。奥は山口萩の赤雲丹。
甘くとろけていきます。

本アラ

本アラをポン酢と芽ネギで。
湯引きしているのか味が馴染みやすいです。
やわらかで旨みが強いです…旨い…!

千葉の鮑と煮蛸

鮑は適度な弾力。

蛸は味が染み染み。やわらかいけど、やわらかすぎずいい塩梅。

鰹と神津島の地海苔

鰹と地海苔の香り。めちゃくちゃ合います。

蟹を蟹味噌のタレで。

コクのある蟹味噌ダレ。幸せか…。

太刀魚

印象に残った太刀魚と茄子の漬物。

太刀魚の身は肉厚でふっくら。本当にふっくら。(大事なことなので2度言う)
焼き加減も絶妙で、こんなに美味しい太刀魚は初めて。

いよいよ楽しみにしていた握り

ネタを切る齋藤さん。どんな握りが出てくるのか楽しみ!

金目鯛

1貫目は何か分からず食べたのですが、甘みがあってやわらか、強すぎない脂の香り。
「金目鯛っぽい…けどこんな味わい初めて…」と思っていたらやはり金目鯛でした。
控えめに言って最高に美味しい。

ホシガレイ

ホシガレイ。シャリはあたたかめで、上品な味。

コハダ

しっかり〆た小肌。酢が効いていてインパクトがあります。

中トロ

包丁仕事が美しく、口に入れるとほどけていきます。

鮪赤身

艷やかな噴火湾の鮪。味と香りが良い…!

アオリイカ


ねっとりまとわりつくように甘いアオリイカ。口の中がイカの美味しさでいっぱいになります。

大トロ

見た目から分かるキメの細かさ。とろけます…。

車海老

肉厚、ぷりぷり。

噛むと甘みと旨みがぐわーーっと広がります。はぁ、おいし…。

穴子 塩

衝撃を受けるほどふわふわほろほろ、塩だからこそ引き立つ穴子の味の強さと香ばしさ。
なんだこの美味しさ…。

穴子 ツメ

塩とはまた違う旨み。
とにかくやわらかで、なんでこんなやわらかな鮨を握れるんだろう…と感動します。

お椀

シンプルだけどお出汁の香りが良いお椀。

太巻きと玉子

太巻きは具たっぷり。

プリンかな?と思うほどプルプルじゅわーな玉子。
もはやスイーツ。もっと食べたい…!

念願の鮨さいとう。
素材もさることながら、おそろしく手が込んでいてひとつひとつの所作が美しい。
ホスピタリティの面でやや気になるところはありましたが、予約が取れないほどの名店の味は素晴らしかったです。

次はいつ行けるのか分かりませんが…次回が来ることを祈っています。

店舗情報

鮨 さいとう

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