がっつりコースでも、ちょい飲みでも使える一軒家レストラン
3月に友人に誘われて初訪問した「ristorante misola(リストランテ ミソラ)」。
魚介を使ったイタリアンと、それに合わせるワインがとても美味しくて再訪したいなと思っていました。
615【表参道】素材が活きる魚介の旨いイタリアンと絶妙なワインペアリング「ristorante misola(ミソラ)」
2階建ての建物で、ミソラは2階。
1階はSASALAというワインショップ&バーがあり、1,000本以上のワインが置いてあるそう。
ワインだけ購入することもできるし、その場で飲むこともできます。
しかし先日「7月末で閉店することになりました」との連絡が!
とても残念…閉店までに行かねばということで、ワイン好きなグルメ人を誘って行くことになりました。
シェフ遠藤の今最高の料理を結集するディナーコース
前回は魚介の料理に、メインをお肉に変えたコースをいただいたので、今回は一番上のコース(15,000円)を。
ワインペアリングは+10,000円です。
神奈川県長井産 丸鯵 淡路 玉葱
ワインペアリングは1皿につき1種類のワイン。
最初はFranciacorta Pas Dose Riserva MOSNEL。
玉葱の上に鯵が載った一皿。
夏らしく酢やレモンの効いた酸味が美味しい鯵。
下のパウダーはベルガモットのオイルパウダーだそう。
下の玉葱はトロトロで甘くて美味しい!
青森産 帆立 生雲丹 函館 蓴菜 トマトコンソメジュレ
蓴菜、旬ですね〜。
レアな帆立にたっぷりの雲丹。
蓴菜に合わせるのはトマトの爽やかなジュレ。
パッションフルーツも入っていて、酸味とつぶつぶ食感が面白いです。
ワインはキリッとしたLe Cigliate Campi Flegrei Falanghina Cantine Farro。
徳島産 すだち鮎のヴァリエーション
カダイフ パテ トルテッリ ブルーテ 泡 クレソンのソース
絵画のような美しい皿。
鮎をいろいろな調理法でいただくことができます。
どこから食べようか迷ってしまいます!
身は燻製にしてカダイフで揚げており、パリパリで香りがとっても良いです。
肝はパテに、頭も食べられます。
上に載った泡も鮎の出汁からとっているそう。
ワインは鮎に合う、軽めの赤。
Bricco Del Bosco Grignolino Del Monferrato Casalese Doc Accornero です。
串本の九絵 長谷川さんのサマーポルチーニ
旨みの強い九絵に、大きなサマーポルチーニ。
香りの良いサマーポルチーニも九絵もジューシー。
パンがすすみます♪
ワインは白。
“Marin”Langhe Bianco Fontanafredda DOC Langhe Bianco
長井産あおり烏賊 青森産 蝦夷鮑 イカスミソース カッペリーニ
大好きなこの組み合わせ!
アオリイカの甘み、キャビアの塩気。
下にイカ墨が入っているので、絡めていだきます。
鮑もやわらか。贅沢なパスタです!
ワインはRonco del Gnemiz 、 Friulano San Zuan。
長井産 赤座海老 枝豆のパルミジャーノリゾット アメリケーヌの泡
前回も赤座海老をいただいたのですが、今回は前回を大きく超えるサイズ。
海老は味が濃くて印象的。食べごたえがあります!
リゾットも旨みたっぷりで美味しい。
ワインはfeudi di san gregorio vampanaro。
ワインについては全然分からないのですが、料理にピタリと合わせてくるソムリエさんのセンスと知識が素晴らしいです!
薩摩牛 ラムシン ヴェッキオサンペリのソース
ラムシン=サーロインの下(後ろ)のお尻辺りの部位。
赤身とサシの入り具合が良い感じ。
しっかりとした食感もあり、甘みも感じられます。
焼き野菜も美味しくて、王様しいたけはジューシー、その隣にあるのは2年熟成のじゃがいものグラタン。
ヤングコーンも甘い♪
ソムリエさんが遊び心で、赤ワインを3種類も持ってきてくれました!
それぞれ味わいが違って、お肉に合うものや自分の好みのワインを見つけるのが楽しいです。
桃のジュレとソルベ カスタード
さっぱりとしたドルチェ1品目。
無限に食べられそうなくらい美味しい。
ゴールドラッシュ エスプレッソ 黒トリュフ タルト
最後は重量感のあるドルチェ。
エスプレッソのコクと黒トリュフの香りがたまりません。
隣の塩キャラメルのアイスも美味しい〜。
デザートワインは蜜のような味わい。
気づくとまたボトルでいっぱいに!4種類の飲み比べ、面白いです。
自粛が続いていたので久々にワインを飲んだのですが、リハビリにしては飲みすぎました。笑
最後はカモミールティー。
前回訪問時に飲んだものまで覚えてくださっていたので、同じカモミールティーにしました。
お土産の小菓子
以前はコースの最後に小菓子がプレートで提供されたのですが、今回はお土産としてお持ち帰り。
写真の倍くらいの量をいただきました。
お家でミソラの余韻を味わう、なんとも贅沢なひとときでした。
ミソラの閉店は残念ですが…
研究熱心でセンスの良い遠藤シェフ、今後の活躍がとっても楽しみです!